いろいろな団体のブースを少し見てから、時間的にちょうどよいので『戦争をしない国 日本」という映画を見に行きました。ダイジェスト版です。はじめに監督のお話がありましたが、前日NHKのニュースでは、さすがに無視はできなかったのだろうが、ノーベル平和賞受賞者が参加して平和について考える会が開かれました、という言い方をして、9条世界会議の名は言わなかったということでした。
平和憲法が制定されてわずか2年後、アメリカは日本に自分たちと一緒に戦う軍隊を持たせる方針に転換したものの、憲法とポツダム条約によって不可能だったため、まず治安を守るためと称して警察予備隊をつくらせました。
1948年アメリカ国防総省により、日本の限定的再軍備計画が作られました。その中には次のようなことばが書かれています。
『戦略的な位置にある日本本土を米国が支配することは、共産主義の膨張に対抗し、われわれの戦争計画を達成するにも欠かすことはできない」
「日本の軍隊の創設は、米国の限られた人的資源の効率的活用をもたらすものとして、望ましい。」
「…そうした軍隊は米国により組織され、諸訓練を受け厳しく監督されるべきであり…」
「日本の軍備を認めるという立場から、新憲法の改正を実現するための探求を行うべきである」
そしてマッカーサーの「許可」に応えて、吉田内閣は警察予備隊を創設しました。
『安保条約」によりかえって戦争に巻き込まれる懸念を感じた十万人もの人たちが連日国会前におしかけたのに、条約が結ばれてしまいました。そして占領時代よりたくさんの米軍基地が全国に作られました。
先頃の「米軍再編」とは、沖縄の基地の軽減というより、日本全土が沖縄化する、ということなのです。日本が、「不安定な弧」と呼ばれる中東にかけての広い地域に出動する基地にされるということで、しかも、費用は日本が持たされるのだそうです。上に引用したアメリカの計画がちゃくちゃくと進められてここまで来てしまったのです。『有事」となれば、全国の港湾や道路が使われてしまうのです。「国民保護法」では、必要とあらば、個人の所有する木を切られたり、家なども使用されてしまうことになりました。本当に日本が襲われるというときなら、正当防衛でも、集団的自衛権となると、アメリカが今までどれだけ自衛を名目にした戦争をしてきたか考えるなら、非常に危険と思わざるを得ません。
映画『戦争をしない国 日本」(予告編もかなり内容が濃いです)
映画のあと、児童労働に関する活動をしているインドのかたのお話を聞きましたが、それは次回に。



" 



