2007年10月06日

「どうなる9条改悪?どうする9条実現!」

殺すな.jpg 澤地久枝さんと鈴木一誌さんの「どうなる9条改悪?どうする9条実現!」という講演を聞いてきました。最初に参議院議員になった川田さんから国会報告がありました。

 参院選で野党が勝ち、改憲の動きは止まったが、衆院選の結果による。国民投票が最後の砦。今、憲法25条の生存権、「健康かつ文化的な生活」が護られていない。北九州で起きた生活保護の申請を受け付けないなどの問題や医療の地域格差など。年金問題にも政府の動きは鈍い。国の責任で行うべきことを地方自治体に行わせ、自治体の財政に応じ、差が出ている。安倍さんが倒れ、わかりやすい改憲はとりあえずなくなったが、3年の間にどう憲法の理想に現実を近づけるか?国内だけでなく国外の平和をどのように作っていくか?対話と外交、沖縄の問題に取り組んでいきたい。政府の戦争責任があいまいにされたために、周辺諸国との歴史認識の差や国民への責任があいまいにされた。薬害エイズも同様に国の責任があいまいにされてきた。政治はひとりではできないので、皆さん一緒にやりましょう、ということでした。

 澤地さんはすっきりと端正な着物姿できれいです。日本は戦後の減点からずいぶん離れてしまい、憲法違反がたくさんある。安倍さんが改憲するといったのも、憲法違反。政治家だけでなく財界人にも改憲して武器を売りたい、核すら扱いたい、という人たちがいる。前は遠慮していたのに、今では公然と言い、そういう人たちにマスコミは発言の機会を多く与えている。

 ミッドウェー海戦では、日本軍で戦死した最年少は15歳、米軍は17歳だった。日本兵には麦飯でよいから腹いっぱい食べたい、と言って入隊したものもいる。米兵も貧しさから入隊している。自由を失い、敵を殺すことまで考えていない。よく似た境遇の人たちが憎んでもいない相手を殺し、海に沈んで発見されない悲惨。現在の日本でも、景気が悪く仕事が少ない地方には露骨に自衛官募集の広告がある。私達は年ごとに貧しくなったと感じ、生活を脅かされている。福田さんは安倍さんを受け継いでいる。

 マスコミが総裁選のようなコップの中の嵐を毎日報道するが、護憲派の会などは盛会でも報道しない。
 今やるべきことは、ペシャワール会のようなこと。地元の人に技術を教え、生産できるようにすること。復興事業なら、丸腰で、と中村医師は言っている。(注 中村医師のサイト、報告一覧の毎日新聞記事には、「殺しながら助ける支援というものがあり得るのか」とあります)

 国家意思が何かしようとしても、私達がこうしたいと意思表示し、みんなが思い描く理想の社会を実現させるためにひとりひとりが判断していくことが歴史を決める。

 小田実さんが起こしたイラク派兵訴訟は、判決文が原告に渡されず、記者にのみ渡された。それほど司法がおかしくなっている。小田実さんの最後のことばは「しっかりしいな」だった。皆さん、一緒に歩きませんか。しっかりやりましょう。 
というような内容でした。

 グラフィックデザイナーの鈴木一誌さんのお話は、スライドを見せながらのアーティストらしいユニークな観点からで、興味深かったのですが、凶暴化した猫に朝早く起こされて寝不足だったために見失ってしまいました。申し訳ありません。

市民意見広告運動
posted by ヘリオトロープ at 23:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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