
昨日のシンポジウムの第1部は「世界の平和省創設運動の現状」で、各国の人たちが自国の状況を報告しました。申し訳ありませんが、最初のフィリピンは聞き逃してしまいました。
コスタリカでは、法務省の中に平和省ができることになっています。
カナダでは、5つの政党のうち、新民主党(社会民主)とグリーンの支持をとりつけていて、他の政党も動き出しているそうです。カナダは国連の人権宣言採択のとき、中心的役割を果たし、イギリスにエジプト侵攻を要請されたとき断った経験をしています。
オーストラリアのかたは、平和は良心をもってのみ実現する、と述べ、ひとりひとりに価値があることを認め、多様性を認める必要を説きました。オーストラリアで開催されたピースフォーラムは民主党がサポートし、知事も出席し、さまざまな宗教の人たちが集まったとのこと。持続可能で命を大切にする未来を目指します。
南アフリカのかたは、もっとよく知るために参加したということで、今回「平和のためのアフリカ連合」が結成されたという嬉しいニュースが発表されました。
ルワンダからは国会議員が参加していました。ルワンダには内戦がありましたが、やっと平和が戻ってきたので、生まれてきて、殺される心配をしないで天寿を全うできる社会をつくりたいと話しました。
アメリカの20歳の男性と女性も発言しました。自分達の世代は絆が断ち切られて他の国より暴力が多いけれど、教育により暴力をなくし、つながりを回復したい。平和省の運動はまだ小さいけれど30以上になった。だんだんと広げてゆきたい、ということでした。
居合い道とヴァイオリンのコラボレーションをはさんで、第2部は「平和省ができた世界の未来」でした。プログラムにはディスカッションと書いてありましたが、時間がなくて順番に意見を述べる形になりました。
ルワンダのかたは、インフラ整備などで活躍してくれている日本に非戦の伝統ももたらしてほしい、日本人は政府に憲法9条を取り入れるよう要請したほしい、と言い、フィリピンのかたも、日本政府に世界に9条を広めるようにしてほしい、9条を実践してほしいと語りました。フィリピンでは独裁政権が終わったときにDepartment of Peace ができたけれど、小さいのでもっと大きくしたいそうです。
アメリカのかたは「日本は9条がある美しい国」と話し始めました。アメリカでは平和省をつくろうという法案808を提出しようとしており、平和大学ができたそうです。世界の平和省大臣が連体し、紛争が発展する前に解決するようにすれば持続可能な世界になる。暴力の文化から平和の文化へ変えよう、という発言でした。
「不安を解消するために防衛力を増大させれば他の国を脅かす、強さは平和と近隣とのよい関係から生まれる。偽物の国のプライドに国家予算を使うことは国を弱体化させ、ますます不安を煽る。」「歴史の授業で紛争のことばかりでなく、解決できた例も教えるべき」「平和を仕事にする役人がいない」「現状を変えようとしなければ進歩はない」などの意見がありました。
最後に国連の武装解除の現場で仕事をしていた伊勢崎賢司さんがコメンテーターとして発言しました。
「日本を平和主義者だと思っているようだが、それは美しい誤解である。日本は憲法違反のイラク特措法とテロ特措法を通した。今アフガニスタンには国連のISAF(国際治安支援部隊)とアメリカ、NATOのOEFがはいっているが、OEFは兵士の戦死を防ぐために強力な爆弾を投下し、子どもを含む市民を巻き添えにしている。日本人が今考えるべきことは、OEFを直接サポートしているということは、市民を殺す作戦に加担していることになる、ということである。」
フィナーレではイスラエルのかたとパレスチナのかたが一緒に「地球会議宣言」を発表しました。
平和省プロジェクト
きくちゆみさんのブログ
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一歩前に進めたことを本当に心の安らぐ思いで感じます。
これからも訪問させていただきます。
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