電車で痴漢とされた人は、ずっと否認し続けたが、最初からやったと決め付けられ、裁判も真実を追究する場ではないと感じたと話していました。婦女暴行したとされた人は、家族にも見捨てられたと思わされ、家の見取り図を描けといわれ、後ろから手を持って書かされた、「はい」以外何も言うなと言われた、取調官が殴りそうにかまえているので認めてしまった、と話しました。選挙違反嫌疑の人たちも、「死刑にするぞ」「親と子供を逮捕する」と脅された、とても恐い雰囲気だった、他の人も認めたなどといわれた、ということでした。
脅迫したり、やってもいないことの自白調書をつくったり、無実の証拠を隠したりした捜査官がたいした処分も受けないのはおかしくないでしょうか。人の人生をめちゃくちゃにし、幸い晴れて冤罪と分かった人でも何年も普通の暮らしもできずひどい目に会わされたのに。
イギリスのミステリーを見ていたら、証拠を捏造した警官が、ばれてすぐ停職にされ、そのうち起訴されるという場面がありました。
取調べを可視化するべき、という意見に対し、「ユーモアを交えたりしながら自白に導くのに録画してはやりにくい」という元検察のかたはちょっとパニック寸前で苦しそうで、このかたが被疑者で私が取調官なら、クロとみて、すぐ落とせそう、と思いました。
国連の人権委員会にも勧告されている代用監獄も廃止するべきですし、証拠も保存すべきです。裁判員制度にはいろいろ問題がありそうですが、証拠はすべて裁判員にも見せるべきです。これだけ冤罪を招く条件が変わらないというのに、賞金つきの新しい密告制度を作るのには反対です。国会の議論を通した国民の承諾もなしに、一民間団体に委託し、無責任な匿名での情報提供をさせるなんて、冤罪がますます蔓延しないでしょうか。
天木直人さんのブログ参照



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