DNA鑑定の進歩により冤罪が晴らされるようになり、2ヶ月に一度の割で、死刑囚の冤罪が明らかになっているそうです。なぜそのようなことが起きるのかというと、目撃証言の間違いが一番多く、次が自白の強要です。
写真の一覧表を見せられて「この中に犯人がいるか?」と聞かれると、実際はそこに犯人がいなくても、一番似た人を選んでしまう心理が働くそうです。それを防ぐには1枚見せて返事を聞いてから次を見せるようにするということです。
検察が陪審員に一部の証拠しか見せずに判断を誤らせることもあるそうです。ビデオも自供している部分だけでは前後にどういうことを言ったりしたりしているのかわからないから、取調べの全過程を録画して透明性を高めることが必要とのことでした。
日本でも、裁判員が無実と思うような証拠は混乱するから出さないなどと言っていますし、取調べが一部録画されるようになったといっても、一番問題な代用監獄はあいかわらず密室な上に、検察の録画も一部だけなので検察に都合がよいところだけになりかねません。
アメリカではあまりの冤罪の多さに死刑を凍結して議論しようという動きが高まっています。今百人以上が冤罪で死刑囚になっていることがわかったということは、すでに無実の罪で殺された人がかなりいる、ということではないでしょうか。これでは中国の人権がどうこうなんて非難している場合ではありませんね。
私は亀井静香さんの講演を聞いたことがないのですが、聞いた人によると、警察出身の亀井さんはそのあたりの恐ろしさを知っているから死刑に反対していらっしゃるそうです。
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>写真の一覧表を見せられて「この中に犯人がいるか?」と聞かれると、実際はそこに犯人がいなくても、一番似た人を選んでしまう心理が働くそうです。
もう少し正確には、「この中に必ずいる」と言われなくても、警察がわざわざ来るんだからこの中にいるに違いない、と被害者なり目撃者が推察して、似た人を選んでしまうようです。
無実の人を犯人だと証言してしまった被害者女性が、自分が犯罪被害を受けたのに「私の証言で一人の人生を狂わせてしまった」と自責の念にかられているのが、とても印象的でした。冤罪って、犯人とされた人だけではなく、被害者にとっても深刻な問題ですよね。
日本よりは取調べの可視化が進み、有罪率も低いアメリカですら、これだけ冤罪の死刑囚がいる。それを考えると、日本は更に冤罪率が高いと予想されます。
しかも、日本は証拠を残しておく義務もなく、再審も実際はあって無いようなもの。だからDNA鑑定などの技術が進んでも、アメリカのように「実は無罪だった」と判明することすら難しい情況だと思います。
補足していただき、ありがとうございます。
日本では新しい証拠が出ても裁判でとりあってもらえないとか、アリバイも、留置所や刑務所にいた以外は認めてもらえないとか聞いています。どう見ても無実なのに検察のメンツのため?むりやり罪をきせられているとしか思えない人もいますね。たとえば袴田さんとか。