2007年03月04日

袴田さんのこと/こころのレストランのこと

 袴田さんは死刑が確定していますが、無実を主張してきました。警察があとから出した証拠の衣類はサイズが違うなどおかしな点があるにもかかわらず、再審は却下されています。元プロボクサーだからあやしい、と偏見で見られたと言われています。
ガッツ石松さんたちが最近支援に立ち上がったので少し知られるようになったでしょうか。
カトリックの白柳誠一枢機卿も袴田さんの無実を確信しているとの声明を出しています。

 先日報道ステーションで、袴田さんの死刑判決を書いた元裁判官が無実の心証があったことを述べたそうです。無罪を主張したが三人の合議制で他のふたりが有罪にしたため、有罪判決が出たのだそうです。その後その裁判官は辞職しましたが、一日も忘れることができなかったそうです。
放送でも触れられている袴田さんが息子さんに宛てた手紙には胸を打たれます。けれども長年過酷な状況に置かれ、現在は拘禁反応で精神的に病気になっているのだそうです。

YOU TUBE

 先日判決が出た鹿児島の選挙違反事件、痴漢冤罪事件は無罪になったものの、失われた数年は戻ってきません。それどころか、無実の人が死刑になるようなことがありうるなんて、ぞっとしませんか?このような問題が出てくるのも、密室での取調べ、自白偏重、独立していない裁判、などが原因です。日本の司法を見直すときです。


 さて、もうひとつ、前のブログで触れたことがある話題、フランスの「心のレストラン」について、村野瀬玲奈さんが詳しく書いていらっしゃいます。「心のレストラン」は人気のあるコメディアンの呼びかけで始められた運動で、ホームレスに食事を提供するボランティアです。
「右とか左とかにこだわらず参加する人がいるのは芸能界」ということばは興味深いです。

村野瀬玲奈の秘書課広報室
「誰もが運命のいたずらで仕事や住居を失ってホームレスになるかもしれないという思いのもとに」(ぜひ1からお読みください)

言ノ葉工房もお勧めします。
posted by ヘリオトロープ at 13:25| Comment(1) | TrackBack(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヘリオトロープさんこんにちは。ご紹介ありがとうございます。m(__)mとてもうれしいです。第二回まで書いてきましたが、まだ続きます...。
Posted by 村野瀬玲奈 at 2007年03月04日 13:46
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「誰もが運命のいたずらで仕事や住居を失って明日ホームレスになるかもしれないという思いのもとに」(1) (貧困と闘う、フランスのある社会運動)
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Weblog: 村野瀬玲奈の秘書課広報室
Tracked: 2007-03-04 13:47

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Excerpt: ♪汚れた世界に 「悲しさ」は響いてない  どこかに通り過ぎてく ただそれを待つだけ                   by yen town band 人々の悲しみに鈍感になって傍観しちゃ..
Weblog: 言ノ葉工房
Tracked: 2007-03-04 13:50

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Excerpt: (1)からの続きです。 1985年秋、コリューシュが自分のラジオ番組で「心のレストラン」の活動の呼びかけをおこない、コリューシュを手伝うための仲間が集まり始め、ラジオ聴取者からの寄付の小切手が届..
Weblog: 村野瀬玲奈の秘書課広報室
Tracked: 2007-03-13 22:33

「誰もが運命のいたずらで仕事や住居を失って明日ホームレスになるかもしれないという思いのもとに」(3) (貧困と闘う、フランスのある社会運動)
Excerpt: (2)からの続きです。 コリューシュの死後、「心のレストラン」をどうするか、幹部は議論を重ねます。コリューシュはこれからどうしようと考えていたかをめぐって、いろいろな意見が出たそうですが、スタッ..
Weblog: 村野瀬玲奈の秘書課広報室
Tracked: 2007-03-13 22:34

「誰もが運命のいたずらで仕事や住居を失って明日ホームレスになるかもしれないという思いのもとに」(4) (貧困と闘う、フランスのある社会運動)
Excerpt: (3)からの続きです。 食糧を配給することから始まった「心のレストラン」の運動ですが、現場で参加者が必要に応じて知恵を出し、工夫して運動に取り組んでいくうちに、食糧を配給すること以外の貧困者援助..
Weblog: 村野瀬玲奈の秘書課広報室
Tracked: 2007-03-13 22:34
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