学生のときの恩師が二酸化炭素の量がこのまま増えていくと地球がどうなるか予測していて、実際そのとおりになっていること、議員になって環境問題に取り組んだが政権が変わると方針も変わってしまうことや、大統領選でいったんは勝利したとされたのに結局ブッシュが当選し落胆したが、ご子息が事故で九死に一生を得るという体験をして、一層熱心に環境問題に取り組むことを自分の道だと思ったことなどをおりまぜながら、南極の氷が崩れ落ちる様子などの迫力ある映像が目の前に映し出されます。
二酸化炭素が温暖化の原因ではないという人がいますが、二酸化炭素の量と平均気温のグラフはきれいに同じ形をしています。そして、この数年で突出しています。気温の変化も自然のリズムという説が間違っていることがわかりますし、加速度がついていることもわかります。
氷は太陽の熱を反射するが水は吸収してしまうので、氷が溶けるということは水温があがるということで、海流などにも変化が起きることになるそうですし、温暖化が進むと地表の水分がたくさん蒸発して旱魃が起きると一方で大雨が降る。現在すでにオーストラリアは旱魃で農家が苦しんでいますし、最近雨がしとしと降ることよりどしゃぶりになることが多いのが肯けます。
当然生態系にも影響があります。
中国の大学での講演でも若い人たちが熱心に耳を傾け質問し拍手を贈っていたのがちょっと救いです。
「景気より環境が大事だなんて」と嘲笑していたレーガンやパパブッシュや共和党員たちは自分の孫やひ孫たちにどんな世界を残すつもりだったのでしょう。
天秤の片方には金の延べ棒が積んであり、もう一方には地球、という図を示し、どちらを選びますか?というところがありました。でも、この設定は根本的におかしい、なぜなら地球がなければ金もないから、とゴアさんは言っていました。
グリーンランドの氷がとけたら水位が上がり、9・11の慰霊碑が建つところも沈んでしまう。戦う相手はテロだけではない、とも。
戦争は最たる環境破壊ですよね。軍産複合体も目先の利益を追って自分たちのクビを締めることに気付かないのでしょうか。
ぜひ多くのかたにこの映画をご覧いただき、どうしたら地球を壊さない生活ができるか考えていただきたいと思います。
「不都合な真実」公式サイト
映画には登場しませんでしたが、ドイツのFOCUSという雑誌(安倍首相はナチスのシュペアみたいと書いていた)のサイトに、日本の原発はほとんどが水辺に建っているので温暖化により水位が上がったり水害が増えると困ったことになる、と書いてありました。


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