2007年01月22日

冤罪?

 昨日も嫌なニュースがいろいろありましたが、その中に、婦女暴行罪の真犯人が出て服役した人は無実だったことがわかったというのがありました。
ヤフーニュース

 アリバイもあり、足跡のサイズも違い、最初は否定したというのに、なぜ犯人にされてしまったのでしょう。日本では刑務所にいた以外は何百人の前にいてもアリバイと認められないとか、新しい証拠が出ても見てもらえないとか聞いたことがありますが、本当のようですね。
そして人権委員会にも注意されている「代用監獄」があります。

代用監獄

また、諸外国で実施されている取調べの録画もしていません。最近検察で一部録画されることになりましたが、それでは意味があまりないのではないでしょうか。警察は犯人は信頼関係の中で自白するので録画していては信頼関係が築けないなどと主張しますが、「信頼関係」で自白するのは暴力団くらいではないのですか?

 警察は無実で服役を済ませた人に謝罪しようとしたが行方が見つからないと言っているそうですが、その人が失ったのは服役した3年だけではありませんよね。行方がすぐわからないことがその証拠でもあります。謝罪して済むことでもありません。今後そのようなことがないために、この機会に代用監獄を考え直すべきです。「成果主義」の歪みもあるのかもしれません。「うそつきは警察のはじまり」などという言葉も聞かれ始めた昨今、正義感を持って警察に入った人が幻滅するようでは本当に残念です。

 数日前、元大阪高等検察庁公安部長の三井環氏に有罪判決が下りました。三井氏は検事歴30年の検事でしたが、裏金づくりを公表しようとしたところ(国会で管さんが追及し証言する予定だった)逮捕されたとのことです。
三井氏には弁護士が12人ついているがそれはひとりでは恐くてできないからであり、弁護士が検察を恐がらなければならないような世の中でよいのか、検察を見張るのはマスコミと国民、きちんと見ていないと大変なことになる、と訴えています。しかし、検察が好きだから生まれ変わっても検事になるということです。

大手新聞・テレビが書けない検察裏金づくりの非道



 金曜日TBSラジオ「アクセス」で知的障害者の犯罪について山本譲司さんがゲストとして語っていました。元衆議院議員の山本氏は服役したときに刑務所が障害者の施設の代わりになっていると気付き、「累犯障害者」(新潮社)という本を書き、現在障害者のための施設を運営しています。


MammoTVインタビュー

 山本さんは戦々恐々と塀の中にはいったところ、本当に悪事をやろうとしてやった人は多くなく、知的障害者が多いことに気付いたそうです。罪状は詐欺が多い、といっても、無銭飲食。コンビニで150円のおむすびを盗んだ、というとき、裁判官も執行猶予をつけるか悩むのだそうです。初犯で身元引受人がいれば執行猶予になるのだけれど、いなければ実刑とか。その人たちは釈放されても行くところがないからみたいです。

 カウンセラーなど専門家の指導もないまま、受け入れ先もなくて出所しても、また同じ事を繰り返すしかない。取調べのとき、外国人なら通訳がつくけれど、知的障害者には誰もつかない。人の言葉をおうむがえしにしてしまう人、意思の疎通がうまくできない、普通と違う人たちが、そういう人の扱いに慣れていない警察官の取調べでは本当のことが伝えられない恐れがあるのだそうです。中には冤罪ではないか、という人もいたそうです。

TBS「アクセス」インターネット対談&Podcasting
その日は、知的障害者が女児を歩道橋から投げ落とした事件がテーマでした。

 一昨日もリンクしましたがこちらのインタビューをご覧ください。
manmo tv インタビュー


 山本さんは元衆議院議員、秘書給与流用の詐欺罪で実刑になりました。が、このようなかたが実刑で、かたや家賃0なのに事務所経費として計上したり飲食代に流用している人たちがいまだに政権の中枢にいるとは選挙民として納得できません。

posted by ヘリオトロープ at 14:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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友達が冤罪で逮捕!?
Excerpt: 冤罪(エンザイ)。 映画「それでもボクはやってない」や、昨今明らかになった冤罪事件によって、身近な問題と思う人が少しは増えたのだろう。それでも、自分が巻き込まれることをリアルに想定するのは難しい。 ..
Weblog: ダイイン
Tracked: 2007-08-14 20:02
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