2008年06月25日

守られない五輪の約束

 新聞でお読みになったかたもいらっしゃるかと思いますが、中国政府はオリンピックに向けて人権状況を改善すると公約したにもかかわらず、かえって締め付けを強めています。

 21日土曜日、西新宿ハーモニック・ホールにて、アムネスティ・インターナショナル主催「守られない五輪の約束 弾圧される中国人ジャーナリストたち 〜獄中作家委員会・張裕さんを招いて〜」を聞きました。

アムネスティ・インターナショナル

 張裕さんは現在スウェーデン在住で、ペンクラブに加盟し、獄中作家委員会の事務局長をつとめていらっしゃいます。また、Yahoo!が個人情報を提供したことによって逮捕され、10年の懲役刑を受けたジャーナリスト、師濤さんの海外代理人もなさっています。

 張裕さんによりますと、中国では、インターネットに政府批判などを書いたために逮捕される人の数は減っているけれども、それは、言論の自由が増したからではないのです。

 各サイトに30分に一回くらいインターネット警察が巡回してくるのだそうです。一見かわいらしげなキャラクターですが、四川省大地震後には、大企業はもっと寄付をすればいいのになどとチャットしているところに出現して「低俗な話題に気をつけようね」などと吹き出しに台詞が出たのだそうです。
キャラクターはこちらウィキペディアのサイトでご覧になれます。

 批判的なことを書くブロガーは逮捕される前に警告を受けるので、次第に自己検閲するようになっている、それゆえ、逮捕者の数は減っているということです。

 私たちに何ができるかというと、中国政府に要請したり、福田さんに中国に要請するよう頼んでほしいとのことです。 
師濤さんの待遇は少し良くなったそうで、それは、国際世論のおかげなのだそうです。体調が良くないので、医療を受けられるよう要請してほしいとのことでした。

 質疑応答の時間に出た話で気になったことがあります。日本では、子どもを保護するためにと、ネット規制の法律を作ろうとしていますが、ベトナムではポルノ規制ということで規制が始まったけれども、今ではポルノは無関係になって政治的な内容が規制されているのだそうです。民間の第三者機関といっても、やらせタウンミーティングや御用学者の委員会などと同じことにならないか、気になります。

ご参照ください。
情報流通促進計画

posted by ヘリオトロープ at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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