2007年09月30日

「今日から始まる」

 タヴェルニエ監督「今日から始まる」を見て、フランスにもこんな貧しさがあるのか、と今更ながら思いました。移民若者の暴動などあるからには、想像がつくはずでしたが、フランス人でもここまで、という、閉山した炭鉱の町の幼稚園の話です。

 その町は失業率35パーセント、昔は45人学級でも、貧しくても遅刻もなく清潔で問題なかったけれど、今は35人でも、親にも問題があって不潔だとベテランの先生も嘆きます。アタマジラミのいる子をどうしよう、と職員会議で話しあったりしています。園長は8ヶ月も電気を止められている家の電気をなんとかしてくれるよう要請したり、食券を持たない子には給食を出さないことにした市に抗議したり、親が迎えに来ないので子どもを送っていったり奮闘しますが、行政の監督官には抗議をしすぎる、プライバシーにたちいらないように、などと言われ、査定も減点される始末。心中事件が起きて行政は立派な葬儀をしたり、遠足の費用を出してくれたり… フランスでもこんなふうなのですね。
そのうえ恋人の息子や父との関係もぎくしゃくして。あの人たち(役人)のために働いているのではない、子供たちのために働いている、という先生と、心温かい敏腕の福祉委員が救いです。

 アーティストの恋人の提案でお金をかけずに子供たちと親が楽しめる会を開き、みんなは元気を取り戻し、園長はおそらく執筆活動に専念するために辞めることを決意するところで映画は終わりますが、考えてみれば社会的背景が変わったわけでもなく…
それでもなにか希望が見えてきたと考えるべきでしょうか。

 悩みの連続である日常を淡々といってもいい抑えた描写で映し出しているので、わりと淡々と見ていたのですが、あとになって、心中の道連れにされた女の子が、幼いなりに心得ていて、わがままも言わず、酔って泣いている母をなぐさめようとしていたことなど思い出して、泣けてきます。
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9条フェスティバル

 大井町きゅりあんで開催された九条フェスティバルに言ってまいりました。着いたのが3時ごろでしたので、天木さんや鈴木邦男さんがご出演になる講演は聞けませんでしたが、いくつかの展示と、タヴェルニエ監督の「今日から始まる」を観ました。もっと早く行って「我、自衛隊を愛す、故に、憲法9条を守る」も聞けばよかった…

 教科書検定で沖縄の集団自決に関する部分から、「日本軍の命令による」が削除されてことに関する展示のコーナーでは、沖縄からわざわざいらしたかたが説明してくださいました。今日は沖縄でも集会があってそちらにも行きたかったのだけれど、こちらにも来なくては、と思って、8名でいらしたそうです。沖縄の集会にはなんと、11万人が集まったそうですね。テレビのニュースではどの程度報道されたのでしょう?

 慶良間列島のふたりの軍人が自決の命令など出していないのに名誉毀損だと訴訟を起こしたことを理由に、日本軍の命令はなかったと政府は言い出したそうですが、直接命令しなくても、役場などを通して通達を出していて、書類などは残っていないということです。教科書から日本軍によるという記述が削除されたことで、これまで思い出したくないと口を閉ざしていた人たちが、このままでは沖縄の歴史がゆがめられてしまう、と証言しはじめ、今日11万人もの人が集まるに至って、沖縄の議員は自民党でも賛同するようになっているそうです。
集団自決は慶良間だけでなく、あちこちでありました。教科書検定の際、審議会は文部科学省のいいなりで何も審議していたかったことが判明したとのこと。

 もうひとつ見たのは、アメリカ先住民イロコイ族を尋ねた人のコーナーです。イロコイ族には昔から憲法のようなものがあって、それが米国憲法や独立運動に影響を与えたのだとか。イロコイ族の領地は小さくなってしまったけれど独立していて、独自の憲法、独自の議会があるそうです。(日本政府は国家として承認していないそうです)
7代先のことを考える、というのがイロコイ族のモットーです。議会でいつも自然との調和を宣言する文章をよみあげるそうで、翻訳を見せていただきましたが、聖フランチェスコの「兄弟太陽、姉妹月」を連想させるものでした。

Wikipediaイロコイ連邦

 タヴェルニエ監督作品については、長くなるので後日。

 フェアトレードの出店でお財布と小銭入れを買いました。合わせて2000円ちょっと。インド製です。インドではヤギを食べるので、ヤギ革がたくさんあって原料費が安いためこの値段でも賃金をちゃんと払えるのですって。シマウマやフクロウ、花模様などあって、迷いましたが、やっぱり猫を選んでしまいました。ちょっと派手ですが。

saifu.jpg

こちらのお店です。
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2007年09月29日

ベルトコンベアーと死刑賛否は別問題 

 鳩山法務大臣の「ベルトコンベヤーって言っちゃいけないが、乱数表か分からないが、客観性のある何かで事柄が自動的に進んでいけば(執行される死刑確定者が)次は誰かという議論にはならない」 などという発言にはあきれましたが、批判をした亀井静香氏の面会を鳩山氏は断ったそうです。きちんと議論すればいいのに、と思うのですが、人間の資格がないといった人とは話し合う気はない、と言い、さらに、死刑廃止論を批判するようなことを言いました。

 けれども、それは自分の無責任さを隠すためのすりかえとしか思えません。今回非難されているのは、鳩山氏が死刑制度に賛成しているかどうかではなく、人の命を軽んじる考え方、態度、法務大臣として責任の重さを引き受ける覚悟がないことです。

 それに、今の日本の冤罪を生む取調べや司法を変えずに機械的に処刑していくなんて、とんでもないです。



 総理大臣は変わっても、ほとんどなにも変わっていない自民党。領収書を線引いて書き換えていいなら、領収書の意味がないような気がしますが…

【読売】福田首相の支部、国契約業者から寄付…公選法に抵触か
http://www.asyura2.com/07/senkyo42/msg/570.html

<スクープ>福田氏の政治資金 領収書書き換えた これは文書変造罪だ!【しんぶん赤旗・日曜版】



さて、イベント情報です。(とりあえず東京のみでごめんなさい)

29日土曜日

輝け9条!世界へ未来へフェスティバル2007

シンポジウムや映画その他盛りだくさんでどこに行くか迷いそうです。


・【日本の青空」上映会
中央区・本願寺築地別院 第一伝道会館 ブディストホール
詳細はこちら

各地上映日はこちら



イベントではありませんが、ミャンマー関連です。

・ミャンマー大使館前にて29日午後1時から4時まで抗議行動
・30日 デモ行進 1時30分五反田南公園集合 ビルマ大使館まで30分から40分かけて行進。その後ミャンマーのかたたちは48時間ハンガーストライキにはいられるそうです。

10月2日には参議院議員会館にて院内集会があります。

詳しくは福島みずほさんのどきどき日記をご覧下さい。

ハムニダ薫さんのところで知りました。ネット署名運動です。
こちら
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2007年09月28日

平和省東京シンポジウム

 昨日平和省地球会議「東京シンポジウム」に行きました。防衛省は戦争を考える省なので、平和をつくるための平和省を世界中の国でつくるようにしよう、という運動です。ネパール、ソロモン諸島では既に実現しています。

heiwashou.jpg

 昨日のシンポジウムの第1部は「世界の平和省創設運動の現状」で、各国の人たちが自国の状況を報告しました。申し訳ありませんが、最初のフィリピンは聞き逃してしまいました。

 コスタリカでは、法務省の中に平和省ができることになっています。

 カナダでは、5つの政党のうち、新民主党(社会民主)とグリーンの支持をとりつけていて、他の政党も動き出しているそうです。カナダは国連の人権宣言採択のとき、中心的役割を果たし、イギリスにエジプト侵攻を要請されたとき断った経験をしています。

 オーストラリアのかたは、平和は良心をもってのみ実現する、と述べ、ひとりひとりに価値があることを認め、多様性を認める必要を説きました。オーストラリアで開催されたピースフォーラムは民主党がサポートし、知事も出席し、さまざまな宗教の人たちが集まったとのこと。持続可能で命を大切にする未来を目指します。

 南アフリカのかたは、もっとよく知るために参加したということで、今回「平和のためのアフリカ連合」が結成されたという嬉しいニュースが発表されました。

 ルワンダからは国会議員が参加していました。ルワンダには内戦がありましたが、やっと平和が戻ってきたので、生まれてきて、殺される心配をしないで天寿を全うできる社会をつくりたいと話しました。

 アメリカの20歳の男性と女性も発言しました。自分達の世代は絆が断ち切られて他の国より暴力が多いけれど、教育により暴力をなくし、つながりを回復したい。平和省の運動はまだ小さいけれど30以上になった。だんだんと広げてゆきたい、ということでした。

 居合い道とヴァイオリンのコラボレーションをはさんで、第2部は「平和省ができた世界の未来」でした。プログラムにはディスカッションと書いてありましたが、時間がなくて順番に意見を述べる形になりました。

 ルワンダのかたは、インフラ整備などで活躍してくれている日本に非戦の伝統ももたらしてほしい、日本人は政府に憲法9条を取り入れるよう要請したほしい、と言い、フィリピンのかたも、日本政府に世界に9条を広めるようにしてほしい、9条を実践してほしいと語りました。フィリピンでは独裁政権が終わったときにDepartment of Peace ができたけれど、小さいのでもっと大きくしたいそうです。

 アメリカのかたは「日本は9条がある美しい国」と話し始めました。アメリカでは平和省をつくろうという法案808を提出しようとしており、平和大学ができたそうです。世界の平和省大臣が連体し、紛争が発展する前に解決するようにすれば持続可能な世界になる。暴力の文化から平和の文化へ変えよう、という発言でした。

 「不安を解消するために防衛力を増大させれば他の国を脅かす、強さは平和と近隣とのよい関係から生まれる。偽物の国のプライドに国家予算を使うことは国を弱体化させ、ますます不安を煽る。」「歴史の授業で紛争のことばかりでなく、解決できた例も教えるべき」「平和を仕事にする役人がいない」「現状を変えようとしなければ進歩はない」などの意見がありました。

 最後に国連の武装解除の現場で仕事をしていた伊勢崎賢司さんがコメンテーターとして発言しました。
「日本を平和主義者だと思っているようだが、それは美しい誤解である。日本は憲法違反のイラク特措法とテロ特措法を通した。今アフガニスタンには国連のISAF(国際治安支援部隊)とアメリカ、NATOのOEFがはいっているが、OEFは兵士の戦死を防ぐために強力な爆弾を投下し、子どもを含む市民を巻き添えにしている。日本人が今考えるべきことは、OEFを直接サポートしているということは、市民を殺す作戦に加担していることになる、ということである。」

 フィナーレではイスラエルのかたとパレスチナのかたが一緒に「地球会議宣言」を発表しました。

平和省プロジェクト

きくちゆみさんのブログ


 ホームレスの仕事をつくる「ビッグ・イッシュー」77号は平和省特集です。販売員はバックナンバーも持っているので、売っているところを通られたら、ぜひ買ってお読みになってみてください。200円です。



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2007年09月26日

9・11とイラク

 3時間以上なんて長過ぎと思いつつ、思わず見てしまいました。こちら
なんでも、9・11の現場で救助活動をしていた人たちにリンパ腫や白血病など各種の癌が多発しているとのこと。救助犬もずいぶん死んでいるそうです。広島・長崎の原爆から数年たって癌になる人が出てきたのと同じような状況だそうです。米国政府が説明するように熱で鉄骨が溶けてあんなふうに崩れるなんてありえないし、1000人もの人の遺体が蒸発してしまっているのだそうです。アメリカでも自作自演を疑う人がだんだん増えているようです。

 イラクに大量破壊兵器はなく、9・11とも関係なかったのに、アメリカのイラク攻撃をいち早く支持した日本の政府はいまだに間違っていたともいわず、責任もとっていません。自衛隊の給油がイラクで使われているという憲法違反行為ともども野党には国会で追及していただきたいです。

 上記のビデオの中できくちゆみさんが薦めているビデオを制作した16歳の少女のブログに行ってみました。16歳でこんなに頑張っているなんて感心しました。

Peace Takes Courage

Animations のところをクリックすると彼女が制作したビデオがたくさんあります。


 イラク首相がアメリカの「警備会社」ブラックウォーターがイラク民間人に銃を乱射して殺害した件で、容認できないと発言したニュースがありました。このブラックウォーターはもともとは警備会社だったのが、ブッシュがイラク戦争を考え始めた2002年に急成長、戦車や航空機まで持っている傭兵派遣会社です。創設者は共和党の大口献金者でキリスト教右派と関係が深いのだそうです。無法なことをするのでイラク人に忌み嫌われています。傭兵は民間人ということで軍法会議にかけられることもありません。今5万人ほどイラクにいると見られています。一国の中に私設の軍隊があるなんて、アメリカの憲法にも違反しているそうです。

FACTAonline 戦争「外注化」イラクでお手上げ
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2007年09月23日

「夢の破片」

 久しぶりにミステリーを読みました。ミステリーというより、サスペンスというのでしょうか?モーラ・ジョス作「夢の破片(かけら)」ハヤカワポケットミステリ 猪俣美江子訳 シルバータガー賞受賞作品です。

 ジーンは父を早く亡くし、大学進学をあきらめて秘書学校を卒業、働きながら意地の悪い継母の介護に若いときを過ごしました。自宅の火災で義母が亡くなってからは、留守番を派遣する会社に登録し、転々と住み込みで留守番をして暮らしてきましたが、会社からはもう年だから今回の仕事で最後と言われていました。依頼者からはキッチンと与えられた部屋以外ははいってはいけないと言われていましたが、偶然鍵束を見つけて部屋を見て歩きます。その屋敷も調度品などもジーンには自分のもののようにしっくりときて居心地がよいのです。しばし女主人のような気分になっているところへ、妊娠して恋人に捨てられたステフと、車の保険も払えず盗品を売るようになったマイクルが偶然やってきます。恵まれない生い立ちと誰にも必要とされていないという共通点を持つ3人は家族として暮らし始め、初めて幸せを感じます。お互いを大切に思い、この幸せを失わないためならなんでもしたい…

 犯人探しのミステリーではありません。冒頭のジーンの手記を読んでも読者にはどういうことなのか謎なのですが、読み進むにつれ、どうなっていくのかと引き込まれます。どう考えてもずっと続くとは思えない団欒…


 話かわって、今日のおすすめブログは言の葉工房さんの「裁判員制度の実態」です。日本国籍を有し、衆議院の選挙権を持っている人、義務教育を受けている人、禁固刑以上の刑に処せられたことがない人なら誰でもいつ選ばれるかわかりません。

「候補者は出頭を求められ、思想や行状を調べられ、裁判員に相応しいかどうか審査する。その結果、相応しい人を裁判員にし、さらに予備裁判員を決める」のだそうです。 仕事の都合なども考慮されず呼び出され、思想調査されるなんておかしくないですか?その上、答えることを拒否することは許されず、虚偽を言った場合や、あとで表決の議論や裁判員が誰だったかなどの内容をもらした場合は罰金や禁固刑の罰則があります。かえって民主的ではないように思えます。他にもいろいろぜひ読んでいただきたいことが書いてあります。
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2007年09月22日

「あの戦場体験を語る集い」

senjotaiken.jpg


 昨日日比谷公会堂にて開催された「あの戦場体験を語り継ぐ集い〜全国の牢兵士、62年ぶりに一堂へ!〜」に途中からですが、行きました。戦場からの帰還者310万人のうち、高齢化で今健在なのは十分の一以下と推定されるそうで、その中から15万人の体験談の収録をめざしている「戦場体験放映保存の会」と社団法人マスコミ世論研究所主催です。
 
 「戦場体験放映保存の会」は、無色・無償・無名が原則で、ありのままの体験を記録保存するのが目的です。ボランティアもけっこう若い人がいるのが嬉しいです。昨日は1700人以上の聴衆が集まり、盛会でしたが、語る人ひとりひとりの持ち時間が短すぎ、これから言いたいことを言おう、というときに時間切れになってしまう人があいついだのが残念でした。

 いくつかの体験談を載せさせていただきます。

・戦艦「武蔵」の生き残りのかた
米軍による第一波の空襲から四波、五波、と武蔵を狙ってきた。地獄の責め苦。艦内の病院のようになっていたところは「人間の塩辛」状態だった。靖国神社で慰霊祭を死ぬまでやっていく。

・陸軍?で中国にいたかた
戦争とはあなたの愛する人が殺されるということです。150日にわたる3000キロの行軍、空腹と疲労、蛇や蛙も食べる。自殺、逃亡するものが出た。戦友がマラリヤで死んだ。もう戦争はいやだ。今日の平和は先輩の犠牲の上にある。改憲はぜったいいけない。

・18歳で陸軍航空兵として満州に行ったかた
戦闘機はぼろで100キロ爆弾が積めず50キロ爆弾を積んだ。出撃すると燃料が足りないので帰れない。スターリンと瀬島のせいで60万人が捕虜収容所に収容されたがいまだ戦後補償を受けていない。耕しただけ畑がもらえると言われて移住した開拓団ともども国に捨てられた人々といえる。アメリカの行う戦争に賛成する風潮が起きないように孫子に伝えなくてはならない。権力・政府・軍は、ことばでは国民の生命、財産を守るというが、うそである。

こちらのサイトで、昨日の録画ではありませんが、体験談の動画をご覧になれます。


世論力テレビ


 入院中の上田哲さんが車椅子で壇上にあがり、組織、資金もなく、日比谷公会堂でできるのかと思ったが、たとえ100人でも集まればと、自己負担で機材を買って取材にいくようなボランティアたちの献身的な努力によりここまできた。戦場体験は戦争体験より鮮烈なので、次世代に伝えたい、と話しました。痛みで声が小さいと司会の方の前置きがありましたが、力強い声でした。
 
 上田哲さんというと、もと社会党と思われるかたもいらっしゃると思いますが、この会は
・いかなる政治・宗教の利害の立場も受け付けない 
・戦争体験そのものをそのままに 
・議論はよいがどの議論にも流れない 
をモットーにしているということです。八百屋、魚屋のおにいさんが赤紙一枚で招集され苦しんだことを伝えるのが目的だそうです。

 発言者の中にも、今の時代滅私奉公の精神が逆に滅公になっているのがいかん、というかたもいれば、憲法9条を守ることに老骨をひっさげて頑張りたいので皆さん協力してください、というかたもいました。

 15万人の証言のDVD化を目標にしており、何の義務もない会なので、ぜひ入会してくださいとのことでした。


戦場体験放映保存の会入会のごあんない

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2007年09月21日

うんざりな総裁選やその他

 国連の謝意の件、安倍氏がブッシュに頼み込んだ結果だそうです。
ウェブ魚拓です。
「謝意盛り込み」首相が直談判

 ところで、アメリカでは戦争をテーマにした映画が次々作られているそうです。

米映画界で戦争テーマが復活、話題作が続々登場


 さて、何十億円もの税金を無駄遣いして国会を空転させている総裁選、次は福田さんに決まりといわれていますが、どうでしょう。週刊誌などが福田バッシング、麻生擁護を始めたように思います。まず総裁選が盛り上がっているかのような報道をして、安倍さんの無責任さや切っても切っても金太郎飴のように出てきた事務所費その他の不祥事を忘れさせておいて、麻生さんがかわいそう、麻生さんの方がはっきり言ってくれそう、麻生さんの方が面白い、という世論を作ろうとしているのではないか、とひねくれものの私は疑ってしまいます。

 でも、所詮麻生さんもこの程度。

華氏451度さん「麻生太郎様―あなたはパシリになりたかったのですね」

 福田さん、麻生さん、安倍さん、みんな同じ穴のムジナ。
早く解散総選挙して民意を問うてください。
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2007年09月20日

マスコミのタブー?

 昨日家に帰ってお茶でも飲もうと思ったら、ちょうどラジオに勝谷さんが登場する時間でした。この前の安倍さんが辞任した理由は何か、で勝谷さんが大胆推理した文春の記事、安倍さんと宗教について、他のメディアは触れていない、ということは、当たっているということなのだそうです。

 なるほど、そういう考え方もあるかもしれませんね。某政治評論家に「あの話は大手マスコミではタブーなんだよ」といわれたそうです。文春の記事を書いた同じ人の週刊朝日の記事では、自分の文春の記事に全く触れていないのは、週間朝日も週刊誌とはいえ大手新聞系だからなのですって。辞任の理由は、時効だけど週刊現代の脱税疑惑やほかにも原因はあるでしょう。ブッシュに引導わたされたという説もありますね。

 安倍さんはじめ自民議員多数と民主の一部議員が統一協会系の大会に祝電を送ったことや、アメリカからの年次改革要望書のとおりに自民・公明が政治を行ってきたことについて大手マスコミがいまだ書かないのはやはりタブーとされているからなのですね。

 勝谷さんによると、街角で遊説(そもそも一般の人は投票するわけでもないし街頭演説などおかしい)するときに、麻生支持のプラカードと福田支持のプラカードの字体が似ていたそうです。そういえば、参院選のとき、うちの近所に貼ってあった自民党と公明党のポスター、同じ画鋲(あまり一般に普及していないようなデザイン)が使ってあったのと同じ構図かしら?素直に言われたことをやる人たちを動員したということなのか… 参院選で安倍さんのまわりに何千人集まったいうのも動員だったらしいです。それに写メールしている人たちが支持者とはかぎらないのに、いかにも盛り上がっているような映像をテレビで流しているのはいかがわしいですね。

 私の駄文が長くなってしまいましたが、お勧めなのは、とむ丸さんの

「国会がおかしい、自民党もおかしい、テレビもおかしい」 です。



天木さんのブログの19日の記事「国連を利用してテロ特措法延長を画策する外務省」もぜひお読みください。

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2007年09月19日

「文民統制無視発言」への抗議集会

 参議院会館会議室で開かれた「文民統制無視発言」抗議集会のご報告です。参議院会館の会議室いっぱいに、弁護士さんたち、共産、社民の議員さんたち、いらっしゃれない議員さんの代理の秘書のかたたち(社民、民主)、一般の人たちが集まりました。報道は東京新聞だけでした(朝日新聞もと後で知りました。失礼しました)

 まず、元自衛隊の佐藤議員の発言は、単に個人の発言ではなく、自衛他の方針であること、幹部の意識であることが資料からわかったということと、立法府である国会の議員が脱法行為をすると堂々と発言することは問題であるというお話がありました。

 自衛隊が教育用に使っているパワーポイントで作成された資料のコピー(情報流通促進計画17日の記事に一部載っています)は具体例というところが50ページほど墨塗りになっているそうです。

共産党・赤嶺政賢さん:
辺野古には事前調査に自衛隊の「ぶんご」が派遣されているが、これは自衛隊法のどこにも書いてない活動であり、自衛隊法に基づかない動きが拡大している。
かつて久間氏は、「法解釈はゴム毬のようにいくらでも伸びる」と発言した。給油活動でも、実際に危険を感じたことは一度もないにもかかわらず、架空の理論を打ち立てている。

社民党・保坂展人さん:
具体例を知らずに審議できないので、国政調査権で開示してもらうようにしたい。既成事実化される前に止めることが必要。小池百合子氏と守屋氏の応酬、自衛隊の情報保全隊が県民感情を調査するといって、当然のように活動の記録をしていることなども問題。

社民党・照屋寛徳さん:
テレビでこの件について見てびっくりした。各政党がただちに憲法違反だと立ち上がると思ったが、鈍感力が身についているのではないか。これは明確な憲法違反だ。米軍再編は米軍と自衛隊が融合することを意味している。一緒に軍事訓練をしたり、アメリカ海兵隊の巨大基地をつくるために自衛艦を派遣している。

社民党・近藤正道さん:
佐藤議員は確信犯である。パワーポイントの資料には「武器を使う積極的な意思がなければ武器を持って救援に駆けつけることはかまわない」とあるが、「積極的な意思」とは心の問題であり、そのような判定できないことを基準にするのはおかしい。
有識者会議は集団的自衛権の行使は憲法違反でないという意見を出そうとしているが、芽のうちにつぶすべき。柳條湖、盧溝橋事件を思わせる。

前田哲男さん:
旧憲法は軍の統制権の独立をうたっていたため、そこには予算が含まれると主張されて国家予算がのっとられた。自衛権の名の下に議会のコントロールをはずれ、現地が中央をひっぱった。現憲法はそれらを否定しているが、自衛隊は防衛省に明治憲法の価値観を持ち込んでいる。

市民代表のかたからは、「小田実さんは、『戦争を知らない人は、戦争に向かっていくときは街に軍歌が鳴り響き、みんなが日本の勝利をひたすら祈っているような異常な状況になると思っているらしい。でも私の経験では、ありふれた日常の中で進行し、戦争へと突入していった』」
「マスメディアでの報道がほとんどないが、最初に引き出したのはTBSテレビだということで評価したい。佐藤議員の判断は本当に出先だけの判断か?官邸は市ヶ谷とのつながりはどうなのか?」などの意見、また、東京大空襲原告団のかたからは、「戦争は突然起きるのではなく、長い準備がある。有事法制、イラク派遣などを見て、ここまできたら言うべきことをいわなくてはという気持ちがもりあがった。平均74歳でもあるので、今言わなくては、という想いがある。知らないところで公然と憲法を蹂躙して戦の準備がなされていることに背筋が寒くなる。安倍政権は国立の追悼施設建設を凍結したが、民間人の犠牲者は戦争の犠牲者と考えていない。現在もう国民保護法には『国や地方自治体の命令により死亡した場合は保障する』と書かれている。」との意見が出ました。

東京大空襲訴訟については

恒久平和のためにさんをご参照ください
posted by ヘリオトロープ at 16:01| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お知らせ

 試験はいつも一夜漬けだった私、三つ子の魂百まで、ぎりぎりになってしまいましたが、お知らせです。19日正午より参議院会館にて「文民統制無視発言」抗議集会があります。

詳しくは
情報流通促進計画
または
杉浦ひとみの瞳
をご覧ください。


絶滅危機品種ジュゴンの生息する海を守るためのメッセージに参加しませんか?

1万人のメッセージで救う沖縄の絶滅危惧種ジュゴン
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2007年09月18日

なんだかね

 今日も暑い一日でした。テレビは総裁選ばかりでうんざりです。もっと報道すべきこと、考えるべきことがたくさんあるでしょうに。どのチャンネルも同じことばかり騒いでいると、裏に何か隠したいことがあるのではないの?と疑いたくなります(笑)

 安倍内閣と自民・公明党が教育基本法改悪など次々17も強行採決したこと、その前の小泉政権の郵政民営化、三角合併などをそのまま進めたことなど、忘れてはなりません。総裁・首相が変わっても、党の本質が変わらないことも頭に置いておかなくては。

天木さんの「総理、政府の存在そのものが不要である事が証明された」が面白いです。

天木直人のブログ

産経新聞の無理にはちょっと笑えます。発信元はまた古森義久氏。

黙然日記

コメント欄も面白いです。
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2007年09月17日

ネメシス

 数日前に知った独立系メディア「デモクラシー・ナウ・ジャパン」、ブックマークしました。

デモクラシー・ナウ・ジャパン
元CIA顧問で作家、学者、批評家のチャルマース・ジョンソンさんの動画をぜひご覧ください。
こちらから

 新しい本「ネメシス」についてです。(3部作の2番目「アメリカ帝国の悲劇」は読もうと思って買ったのですが、積んであります…)

 アイゼンハワーが退任演説で軍産複合体に警戒するよう述べたことは知っていましたが、もっと前にジョージ・ワシントンが退任演説で「常備軍は民主主義の大敵だ。共和制における自由の敵だ」と言ったそうです。なせかというと、「お互い監視しあうはずの行政・立法・司法の三権分立が崩れ独裁に対する防波堤がなくなる。なぜなら常備軍や軍国主義、軍事権力や軍産複合体が地方から首都に税金や権力を引き寄せ権力を集中した帝国大統領を生み、軍事機密が増え、議員でさえ政府を監視できなくなります。」

 世界中に張り巡らされた米軍基地の動向についても述べています。沖縄は日本のプエルトリコという興味深い発言もあります。帝国主義と民主主義は両立しない、銃を持った民主主義などありえない、、また、CIAを廃止しないかぎり世界平和はありえない、と語っています。

 キャスターに希望はどこにあるのかと聴かれ、「ここにいる私達が希望です。アメリカ憲法制度の再構築が唯一の道です。」と答えています。政治や大マスコミには期待できない、無関心層の意識改革が必要、米国市民が立ち上がれば政府を取り戻せる、ということです。

 チャルマーズ・ジョンソンさんは前にテレビ番組で、日本人は今どうしたいのかしっかり考えないと望まない方向に連れて行かれてしまいます、と警告しています。
戦争をしていなくてはなりたたなくなったアメリカ、けれどもそれを続けていると破産するしかない、そんな国に日本はなる必要はありませんね。
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2007年09月16日

暗殺されたアンナ・ポリトコフスカヤさんの本

 暗殺されたロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんの著書「プーチニズム」を読みました。ロシアのメディアでは都合のよい情報しか流されないため、なかなか実像が伝わらないプーチン政権。学校占拠事件ではクレムリンの許可が出ないので誰も交渉に行こうとせず、銃撃戦になって多数の犠牲者が出てしまった。唯一中にはいって乳飲み子と幼児を連れ出した人は、テロリストの仲間と非難された。その前に起きた劇場占拠事件では、ガスが使われたため、死ななくてよい人たちが多数死んだ。表向きは民主主義ということになっているが、ソ連時代の官僚制が復活しつつあり、賄賂が横行し、警察や検察すら例外ではない。裁判官も正義感を持ってきちんと裁判をしようとする人たちは追い出されてしまった。軍隊も腐敗し、上官は部下に何をしても責任を問われず、両親が送ってきた仕送りを奪ったり暴力をふるったりしている。兵士は個人として認められず、ただの権力者のきまぐれの道具として扱われ、人間の尊厳などない。

 ポリトコフスカヤさんの友人でも、時流に乗れた人は成功していますが、賄賂が欠かせないといい、もともとは優秀だったのに時流に乗れずアルコール依存症になってついには殺人事件まで起こしてしまった人もいるそうです。

 孤児院から軍隊に入った人は、軍は家族で住む場所も提供してくれない、殺すのは得意だけれど、他の技術はないから軍を辞めたら殺し屋になるしかない、と言います。息子が大きくなったので条件のよい官舎に入りたいと希望を言ったところ冷遇されるようになり、軍を辞めて行方をくらませてしまったその人をポリトフスカヤさんは心配しています。

 マフィアあがりの「実業家」が何度も殺人、詐欺をやっていても、警察幹部と親しくしているので逮捕されてもすぐ釈放されてしまい、KGBをひきついだ組織を使って株主総会に人が来るのを妨害して会社を乗っ取ったり、やりたい放題しています。

 一方地方では、ウラジオストックでアパートのパイプが老朽化したのに予算がないといって修理してもらえなかったため、暖房が効かなくなり、老人が室内で凍え死にましたが、忘れ去られています。カムチャッカでは原子力潜水艦の艦長が飢え死に寸前ですが、大儀を信じて頑張っています。でも、そういう人は報われません。

 ロシアに住むチェチェン人は麻薬をポケットに入れられたり、手榴弾を持たされて刑務所に送られる危険にさらされています。チェチェン少女を強姦し殺害したロシア軍大佐は海外から圧力がかかってやっと断罪されそうでしたが、精神障害ということになってしまいました。

 ロシアほどひどくないとはいえ、自白強要、機能しない司法、権力者に都合のよい情報ばかり流すマスコミは人ごとといっていられるでしょうか。

 9月22日に文京区民センターに於いてポリトコフスカヤ追悼集会があります。

アンナ・ポリトコフスカヤ追悼集会
―ロシアの闇とチェチェンの平和を考える―


アンナ・ポリトコフスカヤ情報
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2007年09月14日

安倍首相辞任がこのタイミングなのはなぜ?

 安倍さんがこのタイミングで辞任を発表した理由、いろいろな説がありますね。ご紹介しておきながら週刊文春はまだ読んでいないのですが。週間現代に脱税疑惑が載るから、という説もあります。
味方と思っていた麻生さんにはめられたという説もあります。

こんな見かたもあります。

安倍退陣が吹っ飛ばしたアジェンダ

 そういえば、国民新党が郵政民営化を止める法案を出すといっていましたが、すっかりどこかへ吹き飛ばされてしまいましたね。そしてもう日にちがありません。郵政民営化されると、国民の財産がアメリカに流れる懸念のほか、さっそく各種定数料が値上げされることをご存知ですか?

 実はアメリカは日本にもう給油してほしくないという説もあります。

こちら

いずれにしても、共感できるのは白川さんのご意見です。
参院選後、安倍続投を赦した人たちの責任は大きいのです。他の人に替わったらめでたしめでたし、とはなりません。与党の体質も政策もたいして変わらないでしょうし。

永田町徒然草(白川勝彦さんのブログ)
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冤罪について

先週ETV特集で冤罪をテーマにとりあげていました。冤罪で痴漢とされたサラリーマン、富山連続婦女暴行冤罪事件で服役後真犯人が現れ冤罪とわかった人、 選挙違反(志布志事件)で無罪を勝ち取った人たちが体験を怒りをもって述べていました。

 電車で痴漢とされた人は、ずっと否認し続けたが、最初からやったと決め付けられ、裁判も真実を追究する場ではないと感じたと話していました。婦女暴行したとされた人は、家族にも見捨てられたと思わされ、家の見取り図を描けといわれ、後ろから手を持って書かされた、「はい」以外何も言うなと言われた、取調官が殴りそうにかまえているので認めてしまった、と話しました。選挙違反嫌疑の人たちも、「死刑にするぞ」「親と子供を逮捕する」と脅された、とても恐い雰囲気だった、他の人も認めたなどといわれた、ということでした。

 脅迫したり、やってもいないことの自白調書をつくったり、無実の証拠を隠したりした捜査官がたいした処分も受けないのはおかしくないでしょうか。人の人生をめちゃくちゃにし、幸い晴れて冤罪と分かった人でも何年も普通の暮らしもできずひどい目に会わされたのに。
イギリスのミステリーを見ていたら、証拠を捏造した警官が、ばれてすぐ停職にされ、そのうち起訴されるという場面がありました。

 取調べを可視化するべき、という意見に対し、「ユーモアを交えたりしながら自白に導くのに録画してはやりにくい」という元検察のかたはちょっとパニック寸前で苦しそうで、このかたが被疑者で私が取調官なら、クロとみて、すぐ落とせそう、と思いました。

 国連の人権委員会にも勧告されている代用監獄も廃止するべきですし、証拠も保存すべきです。裁判員制度にはいろいろ問題がありそうですが、証拠はすべて裁判員にも見せるべきです。これだけ冤罪を招く条件が変わらないというのに、賞金つきの新しい密告制度を作るのには反対です。国会の議論を通した国民の承諾もなしに、一民間団体に委託し、無責任な匿名での情報提供をさせるなんて、冤罪がますます蔓延しないでしょうか。

天木直人さんのブログ参照

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2007年09月12日

安倍さん辞任はお告げのせい?

 お昼過ぎ、ふとラジオをつけたら、なにかわさわさした雰囲気で、安倍総理が辞任したというニュースでした。会見しているうちにだんだん顔色が悪くなって涙を浮かべていたとか。ちょうど勝谷さんのコラムの時間だったので、内閣改造、所信表明したばかりで代表質問直前の辞任発表だなんて、憲政史上はじめてのこと、何が理由だろうか、という話になりました。

 勝谷さんは、自分は政治学者ではないので、かえって大胆に推理させてもらうと前置きして、明日発売の週刊誌に安倍さんが閣僚の人選を4つのカルトの占い師に頼っていたというスクープが出ることになっており、野党がコピーを持って質問しようとしていたので、答えることなどできないから、辞めたのではないか、世界的にも内閣がカルトにのっとられていたなんて大スキャンダルだ、と言っていました。総理大臣の執務室の机の上にはお札やら鏡やらがあれこれ置かれているのだそうです。慧光塾との関係は前から指摘されていましたし、先日安倍さんのご母堂が真如苑に通っているとか車内吊りの見出しで見ましたが…


 安倍さんとは関係ないかもしれませんが、近いうちに防衛庁がらみのリクルート事件のようなことが発表されるとも言われています。

posted by ヘリオトロープ at 17:04| Comment(0) | TrackBack(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月11日

ポータルサイトの見出しより

 私より年上でも元気で生き生きと活動しているあこがれの女性、アニータ・ロディックさんが急逝されたそうで、ショックです。ビジネスの価値観と自分自身の価値観を切り離すことはできない、といい、社会的責任、人権の尊重、環境や動物保護、コミュニティトレードへの信念を打ち出し、ますます意気盛んだったアニータさんのことを思うと元気がでたのに。
ボディーショップのサイトの「創業者アニータ・ロディック」には次のような文章があります。

 私が特に力を入れて取組んでいるのはグローバリゼーションの問題です。なぜならば、「あらゆるものを犠牲にして成り立つ自由な取引」は私が25年間にわたり取組んできた全ての問題の根本にあることだからです。
1999年11月、私はシアトルに飛んで行き、WTOに反対を表明し、「シアトルの戦い」をその場で目撃しました。催涙ガスに咳き込み、多国籍企業と政治家の態度をまったく情けないと思いながら、その場を離れました。そして私は人権のためにできることをしようという決意をさらに強くしました。全てを犠牲にして利益だけを追求する取引ルールの下で踏みにじられた人権を守るために。

私の人生の中で最もエキサイティングな時は今です。人間は年齢を重ねるほど過激になるものなのです。私が共感する言葉があります。
「年を重ねた女性は、どんな力をもっても止めることはできない。」


アニータ・ロディックさんご自身のサイト


 さて、もうひとつトピックスの見出しで目についたのが「残業代ゼロ法 批判封じに解明?」
舛添氏が「ホワイトカラーエクゼンプション法案」を「家族団欒法案」と言い換えるよう支持したということです。
その上で、「残業代が出なければ、早く帰る動機付けになる」と評価、働き方の改革の一環として取り組む考えを示した。 だそうです。
なんという詭弁!これはサービス残業をさせようという財界やアメリカからの要求です。
人をばかにしたうすっぺらい詭弁も自民党が参院選でノーをつきつけられた理由のひとつであることがいまだわかっていないんですね。

日米投資イニシアティブについてはこちらにわかりやすく書いてあります。最後の数行には共感できませんけれど。
posted by ヘリオトロープ at 22:11| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月10日

9・11から6年

 テレビでは9・11から6年ということで、速い決断で部下を救った日本人銀行員、救助にむかった日本人消防士、息子をなくした父、亡くなった人たちの遺族に手書きの手紙を送り続けるアメリカ女性がそれぞれの想いを語っていました。たしかに赦しがたい悲惨なことでしたが、真相はどこにあるのでしょうか。そして9・11の犠牲者よりずっと多くの子供たちを含むイラク市民が殺されています。

 森田健作氏が「犯人の若い人たちよりもそういう人たちを洗脳してそんなことをさせた人たちが赦せない」とコメントしました。
そのことばは森田氏と彼の所属する党にそっくりお返ししたいと思います。

 ちなみに、ビルに突入した犯人とされた人の中には別のところで生存している人もいて、迷惑がっているそうです。
posted by ヘリオトロープ at 23:38| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月06日

Sicko

 マイケル・ムーア監督「シッコ」を見ました。ムーア監督というと、「ボウリング・フォー・コロンバイン」や「華氏911度」など重いテーマでもユーモアを交えて描くというイメージですが、アメリカの保険・医療をテーマが今回はあまりにも深刻で笑っていられるところも少ないように思いました。ネタバレになりますが、書ききれないのでぜひ映画をご覧ください。

 最初に登場するのはざっくり切れた傷を自分で糸と針で縫う男性。失業中だから医療費を使いたくないから。次に作業中の事故で指を2本切断してしまった人。中指を繋ぐのに日本円にして七百数十万円、薬指が百数十万円といわれ、中指はあきらめて薬指を繋いだそうです。

 ふたりともけっこういい仕事を持っていて子供たちはみな一流大学を出したカップルは、夫が心臓発作を起こし、妻が癌になって破産し、家を失ってこどもの家の物置部屋に居候するはめになります。まじめに働いて中流家庭で保険にはいっていてもこのありさまです。

 アメリカには先進国で唯一皆保険制度がなく、民間の保険会社が治療を認めてはじめて保険で治療を受けられるのですが、保険会社はなかなか認めようとしません。腫瘍と診断されたのに、治療が必要ないといわれ、なくなった人、全身に転移してしまった若い女性、骨髄移植で助かるチャンスがあるといわれ、弟の骨髄が適合する型だとわかったのに、保険会社に「実験的な治療」だからと断られてみすみす治療をうけられず亡くなった人… 発作を起こし救急車で運ばれたがその保険を扱う病院へ行けと断られ、手遅れでなくなった幼児… 取るに足りない既往症を理由に支払いを拒まれた人。入院費を払えそうもないからと点滴チューブをつけたまま道端に捨てられる人もいます。そういう犠牲の一方で何億円という年収を手にする保険会社の社長… 医師も保険を拒否する診断をするほどボーナスがもらえる仕組みになっています。

 ヒラリー・クリントンが皆保険制度を提唱したとき、反対派は莫大な資金を使ってネガティブ・キャンペーンを繰り広げました。そんなことをしたら社会主義になってしまう!よい医療を受けられなくなる、待ち時間が長くなる、など。
クリントンが大統領になってもヒラリーは沈黙していました。その謝礼として保険会社から日本円に換算して1億円もらったそうです。医療・保険関連のロビイストは議員の4倍もいて、議員達は多額の政治献金を受けています。

 9・11の英雄、消防士たちもボランティアで行った人たちは職員でないからと保障を受けられないでいます。作業中に呼吸器が苦しくなったけれど、生存者がいるなら救おうと頑張った人たちです。マイケル・ムーア監督は政府が最高の医療施設があると主張するグアンダナモにその人たちと治療費で困っている人たちを連れて行きますが、警戒のサイレンを鳴らされ、しかたなく仮想敵国キューバに上陸します。病人をひきつれたムーア監督の顔に笑顔はありません。ところが1ブロックごとに薬局があり、アメリカで1万円以上する薬がけたちがいの安さ。病院も無料で「心配しなくていい」とキューバの医師に言われ、涙を流す人々。

 イギリスも医療は無料。民主主義と密接な関連があるということです。戦後空襲で街ががれきになったときに助け合いの精神が生まれたとも。フランスもカナダも医療費はただ(税金から)。収入の多いひとが少ない人を助けるのはあたりまえ、というカナダ人に社会主義者かと聞くと、保守派の党員だが、医療はそれとは関係ない、という答えが帰ってきます。

 フランスでは政府が国民を恐れているが、アメリカは国民が政府を恐れている、その違いがこういう結果になるのだ、という説も。
日本でも参院選の結果が出てから自公の言うことが変わってきたのを目の当たりにして、納得がいきますね。

 「官から民へ」「自己責任」の行き着く先を見せてくれる反面教師、アメリカの姿。日本でも小泉内閣で保険会社のビジネスチャンスを増やすべく「医療改革」がアメリカの年次改革要望書に沿って行われ、安倍さんも「カイカク」を継続するなどと言っています。その流れを止めないと、このシッコの悲惨がひとごとでなくなってしまいます。

シッコ公式サイト


もし混合診療が解禁になったら
 
 
タグ:医療
posted by ヘリオトロープ at 00:21| Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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