2007年07月30日

選挙雑感

 独裁的な自民が敗退して少しだけほっとしました。でも、民主もどういう方向に行くのがよくわからない不安があります。

 大分では今まで社民と民主が交互に候補を出し、今回は社民の番だったのに民主も独自で候補者を立てたのだそうです。やはり社民の応援なしでも勝てそうと思えば協力しないということではないかしら?しかも前原さんが応援しているところが映っていました。考え過ぎならよいのですが。

 川田さん、田中康夫さんたちが当選したのは嬉しいですが、あきれたことばかり言っている教育再生会議の義家氏やひげの隊長が当選して、また空気の読めない安倍氏が教育政策や集団的自衛権が国民に支持されたなんていうのではないかと思うとぞっとします。たいして経験のない義家氏が当選して、本当にこの世に生を受けた子どもたちがすべて幸せになれるようにと心をくだいて働いてきた杉浦ひとみさんに思ったほど票が行かなかったこと、選挙とはこういうものなのね、という感じがします。宣伝が上手な人が有利なのですね。

 東京では5人目は田村さんにすべり込んでほしかったのですが、なんとあの丸川さん。東京人は何にも考えないのだなあ、とため息が出ますが、丸川さんが当選して大御所が落選したのは気の毒だけどちょっと笑えます。
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2007年07月29日

怒りのサンプロ

 もうのんびりした話にしよう、と思いつつ… 今朝一瞬ですがサンデープロジェクトを見ました。東京電力の顧問という人が出演していました。えせ正義の味方はたいていそうだけど、糾弾するふりしながら、巨大な権力には迎合するんですね。田原総一郎氏の「チェルノブイリとは違うんですね」という質問にはあきれてしまいました。私は原発に詳しくないですが、炉心が溶解したチェルノブイリと同じだったら、今頃こんなことしていられないでしょう。

 東京電力の人と来たら、想定外の地震でも壊れなかったことを海外のマスコミは褒めていた、というけれど、どこのなんというマスコミが褒めていたのか、見たいのでご存知の方、教えてください。そもそも、想定が甘すぎたことに対する反省の言葉があったでしょうか?モニターしています、というけれど、こんな指摘があります。

阿修羅
 
 保坂展人のどこどこ日記「安倍政権と柏崎原発」 参照

保坂さんのブログから引用させていただきます。

「二大政党」「政権交代」と言っても、何があっても原発推進派である人たちが主導権を握っていることについては、自民も民主も変わりがない。電力業界と関連産業の労働組合は、今なお永田町に強い影響力を持っている。テレビ・雑誌などメディアは「広告」の力だ。すっぽり抜けているのが、「人々のいのち」だ。私たち社民党は、週明けから東京電力に徹底的な情報公開を迫る。

引用ここまで。

やはり自民・民主の二大政党は危ういです。
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チャリティーコンサート

 川崎にチャリティーコンサートを聞きに行きました。永山子ども基金主催、神奈川ユニオン、NATSOP基金、アムネスティ、東京シューレ共催です。

 永山子ども基金というのは、印税を貧しい子どものために、特にペルーの働く子どもたちのために使って欲しいという永山死刑囚の遺言により設立されました。ペルーの働く子どもたちは言っているそうです。「永山は、罪を犯した人も学んで、反省し、人は変われることを証明した。だから、私達は永山を尊敬する。だけど、私達は永山のような殺人者にはならない」。
神奈川ユニオンはひとりでも入れる労働組合だそうで、外国人も多く、なかでもペルー人が多いそうです。NATSOP(ペルーの働く子ども・若者の全国運動)には1万3千人が加盟し、大統領選では、候補者全員に、政治に子供達の意見を取り入れることや、教育に予算をとることなど、いくつかの項目を書いた誓約書にサインさせたそうです。南米は少数の富裕層と貧困層との格差がすごくて、学校に行きたくても働かなくてはならない子どもたちがたくさんいるのです。現地で活動しているカメラマン義井豊さんの報告によると、NATSOPの子どもたちは政治の話など議論していたかと思うと、終わればまたゲームをして遊んだりして、日本の子どもたちとはずいぶん違うそうです。東京シューレについてはこちら

 コンサートの前半は津軽三味線の梁川トシヒロさん、サックスの藤田淳之介さん、ピアノの堀内なつみさんのジョイントコンサートでした。梁川さんはエレキ三味線(私は初めて見聞きしました)も使っていろいろな可能性を追及しています。ちょっと甘えたような歌唱が私は苦手なんですが、17歳だから許しましょう。不思議な感じなのはどちらかというと邦楽の発声のせいかしら。

 さきほど触れた義井さんの報告、休憩のあとは長谷川きよしさんの弾き語りでした。私ぐらいから上の年代のかたならご存知の「別れのサンバ」「黒の船唄」、中原中也の詩による「湖上」、谷川俊太郎作詞・武満徹作曲「死んだ男の残したものは」原詩の内容に近い「愛の讃歌」など。昔からサングラスをかけていらしたし、遠目から見る分には全然変っていないみたい。そうそう、司会は「フランシーヌの場合は」がヒットした新谷のり子さんでした。新谷のり子さんは永山子ども基金の協同代表なのですね。長谷川きよしさんは世界を少しでも良くしたいと思って活動してきたけれど、ちっともよくなったように思えない。これからも、少しでもよくするために努力したいとおっしゃっていました。選挙は本当は先週済んでいたはずで、今日も本当はこんなところにいる場合じゃない人たちもいらっしゃるでしょう、とも。

 長谷川きよしさんは声も良く歌唱力があって内容もよいので、ロビーで販売していたCD(1割が寄付)を買いたかったのですが、完売してしまって買えませんでした。お店で探してみます。デビュー当時はなんでもフォークに分類されてしまったけれど、本当はシャンソンから入られたのだそうです。ライブにも行ってみたくなりました。

 コンサート終了後、有楽町にちょっと行ったのですが、いくつもの政党がいましたが、共産党の宣伝カーが盛り上がっているところでした。まわりで拍手しているのは党のかたたちとしても、道行く人たちもいつになく?共感しているように思えました。田村智子さんが演説しているところでした。私は川田さんや杉浦ひとみさんを人間的に尊敬していますが、田村さんもよくは存じ上げないのですが見た感じ品格があってなんだか好きです。

 近くにたけみなんとかさんの宣伝カーがありました。「メタボ対策」などという能天気なのぼりをたてていて、無性に腹が立ちました。アメリカの要求により医療を改悪されつつあって、貧しい人が医療にアクセスできなくなるのを心ある医師たちは憂慮しているというのに、どういうつもりで自民党から立候補するのですか?と詰め寄りたくなりましたが、ビラを配っているおじさんに言ってもしかたないので通り過ぎましたけれど。

 腹が立つといえば公明党のポスター「困りごと相談」とかいうの。自民党と一緒になって格差をつくり、困りごとの原因を作っておきながら、マッチポンプじゃないですか!ついでに宗教に勧誘するのではないかと疑ってしまいます。

 せっかっくさわやかなコンサートの話題だったはずが今日も怒ってしまったのでした。

 ついでに、丸川さん、本当に住民税払っていたのでしょうか?都や区は住民として登録していない人からでもくれるものは貰うってことですか?住民税は1月1日に居住している人にかかることになっているのを利用して、竹中平蔵氏が数年間にわたり、年末にアメリカに住民票を移して住民税逃れをしていたのを連想するのですが…
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2007年07月28日

女が惚れる

 よく「男が惚れる男」とか言いますが(ゲイというわけではなくて。念のため)、「女が惚れる女」というのもあっていいでしょう。

 私が応援している女性候補者は、その人柄に事務所の人たちも皆惚れこんでいるそうです。最初にスピーチを聞いたときには、あまりにも心優しくて純粋なので汚い政治の世界に入れては気の毒なのではないかと思ったのですが、法廷では実に毅然としていると傍聴した人は言っていました。実際タフです。党首も内容で選んでくださいと応援演説で言っていましたが、本当に、顔がちょっといいだけのほかの候補者とは大違い。でも彼女は大企業や権力者ではなく弱い者の味方をずっとしてきたから、お世話になったから手伝いたい、という人も、はじめて投票に行くという更正した若者も、自発的に集まるボランティアも、大きな力を持っていません。どうしたら、良さをもっとたくさんの人にわかってもらえるのかしら?

 それから、自民党の大物と戦っている人。小泉劇場選挙の頃からのブロガー仲間です。この人も誠実で清潔で私利私欲なく日本をよくしようとする人。自民が当選確実な数少ない県と言われていたけれど、最近自民党政治への人々の怒りをひしひしと感じ、手ごたえを感じているようです。農政にも心を砕いています。

 どういうわけか、ジェンダーフリーの人たちの方に強敵を前にしても子どもを守ろうとする母のような強さを持った人がいるようです。それにひきかえ、ジェンダーフリーバッシングする人たちにはオヤジの腐ったのと呼びたくなるような人がいますね。
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2007年07月26日

今日もつい選挙のこと

 まだどこに投票したらいいか迷っている方はこちらで意見の合う政党を探してみられてはいかがでしょう?

毎日ボートマッチ

私は社民・共産・新党日本が僅差で、最低が自民でした。

 ゆうべ民放地上波テレビを見ていたら、しつこく自民党のコマーシャルが流れました。露出すればするほど嫌われるのがまだわかっていないようです。ただのナルシストだったのか?宣伝費も膨大なものと思われます。ヤフーのポータルサイトにまで登場しています。他のところに変えようかな。
社保庁解体して証拠隠滅するより、安倍内閣、自公連立解体が先です。まず自分を改革したらいかがなんです?と申したいです。

自民党と広告業界の癒着がわかります。
クールビズ広告に83億円
やらせタウンミーティングでも異常な金額が支払われていました。


 「困ったときの北朝鮮頼み」のかたがたは、自民が負けると北朝鮮を利する、などとわけのわからないことを言ってますが、あのかたたちに任せておいたら、日本が北朝鮮のような国になってしまいます。言論統制、武器輸出だけが頼り、軍備費拡大で税負担増、食糧自給率はますます低くなり、庶民は食糧にも事欠き苦しむ…

 そんな国にしたくないから、今度の選挙は大事ですね。

いのち落とすな

作者のなごなくさんのサイトへ


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2007年07月25日

今日の徒然なるまま

 辺野古の殺人未遂事件の証拠写真です。どう見ても、計画的に殺意を持ってやっているとしか思えません。安倍政権による殺人未遂と言えるのではないでしょうか。誰が見ても冤罪なのに非を認めず、これだけはっきり証拠があるのに追及しないなら、警察はなんのためにあるのでしょう?
きっこの裏日記

26日追記:その後この捨身はバルブが閉められたときのものではないとの平良牧師からの緊急メッセージがありました。このダイバーはバルブを確認してくれている善意の人のようです。ただ、誰かがバルブを閉めた事実はあり、さらに映像を詳しく分析する必要がありそうです。
きっこの日記「緊急声明」



 社民党保坂展人さん、阿部知子さん、近藤正道さんたち、それに海渡弁護士が刈羽原発に調査にいらしたと聞いて、被曝するのではないかと心配したのですが…

保坂展人のどこどこ日記

またしても社保庁同様の隠蔽体質。


県の立ち入り調査で送り込まれたのは、内海新聞の内海さんによると、原子力工学の専門家ではなく放射化学の専門家だそうで、見学コースもいいなり、調査も「目視」だけ。

マスコミも東電にたくさん広告費をもらっているからはっきり報道しないそうです。最初は火災の黒い煙は映したけれど、水蒸気は海外の報道を見た人が騒ぎ出すまで報道されなかったように思います。


きくちゆみのブログとポッドキャスト

勝谷さんの歯に絹きせぬ「コラムの花道」が聞けます。「想定外」はうそ。


今のところ原発の危険性をはっきり指摘しているのは9条ネットと社民党でしょうか?


 さて、耐震偽装や年金問題では民主党が大活躍でしたが、ほとんど報道されないけれど、共謀罪など悪法の危険性を警告し、今まで阻止してきたのには社民党が院内集会など主催したり民主党に働きかけたりしたおかげでもあると思いますし、赤旗にもとてもお世話になっています。(ごめんなさい、とっていませんが、ウェブ上で)
今度の選挙では報いられることを願っています。

社民・共産の議員さんたちはよく身体がもつと思うほど、働いていると思います。民主の中にも非常によい働きをしているかたたちがいますが、日本会議などに所属している方もいるので、しつこく書いてしまいますが、民主のひとり勝ちは不安です。有権者が腐敗した自民に政権担当能力がないことに気付いたことはよいことですが…
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2007年07月24日

選挙の参考に

民主党のマニフェスト読んでいないのですが、こんなことが書かれているそうです。

民主マニフェスト よく見てみると 庶民増税と地方切り捨てが書かれている



国際社会に出せない「日本の恥」立候補者リスト
このリストに載っている人が皆日本の恥というわけではなく、このリストの情報から日本の恥になるような候補者をはじくためのリストです。


民主党公認候補者《護憲派》《明確な改憲派》リスト

自民党と公明党の犯罪白書



親兄弟に政治家がいる人は全部だめ、と決め付けるのもよくないかもしれませんが…
今回の選挙とは関係ないかも。

世襲議員の皆さん


地区により投票締切時間を繰り上げるところがある、という件ですが、問い合わせた人にしか知らせないなんて絶対おかしいですよね!しかも与党系が苦戦している県ばかりなんて。
村野瀬玲奈の秘書課広報室
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2007年07月18日

原発は地震に耐えられる?

 今回の地震で日本のように地震が多いところに原発がある恐さを感じましたが、原発は本当に安全なのでしょうか?昔から発表されないけれどけっこう事故が起きているなどという話も聞いたことがあるように隠蔽体質も恐いです。

g点発震災を防ごう


2005年にはこんな記事が
浜岡原発は制御不能になる

abi.abiさんご紹介の記事も興味深いです。

 安倍首相がすぐ被災地に飛んだと聞いて、基地や核処理施設を受け入れないと交付金をカットするような政府だから、援助と票をひきかえにしようとか、なにかあるのではないかと思ったのですが…
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2007年07月16日

私も要らない

 新潟や長野の皆様、地震の被害がなかったとよいのですが…東京はものが棚から落ちたりするほどではありませんでしたが、かなり長くゆらゆらしていました。


 喜八さんのところでおもしろいパロディー詩を見つけました。元になっているのは、ご存じ宮澤賢治の「雨ニモマケズ」です。作者は津久井さんjというかたです。

雨デモマケヌ

そういう首相を私も要りません。
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2007年07月15日

「ひめゆり」

 最終日にあわてて「ひめゆり」を観に行きました。始まるまでなんだかドキドキしてしまいました。柴田昌平監督は、最初から映画にするつもりだったわけではなく、1994年にひめゆりの人たちが記録を残したがっていると聞いて、実際に会ってみて、自分がわかったつもりになっていたことは表面的だったと感じ、ひたすら聞き役になって記録することを始めたそうです。今もそれは続けているそうです。

 最初に、マーラーの5番のアダージョを背景に青い空と流れる雲が映し出されます。こんな海と空のきれいな島が地獄と化してしまった時代があり、今も基地の苦しみが続いているのですね… 音楽がはいっているのはそのときだけで、あとは、モノクロの写真と生存者の証言だけが綴られてゆきます。ひめゆり平和祈念資料館の友の写真をなでる人…

 生徒達は赤十字の旗の下で働くものだと思っていたそうですが、実際には戦場でした。重傷の兵士たちの看護だけでなく、手足の切断手術を手伝ったり、自分で歩ける人を入り口で断ったり、兵士どうしの諍いを仲裁したりなど、過酷な仕事を16からせいぜい二十歳の人たちがしなければなりませんでした。食糧もだんだん乏しくなり、寝る場所も与えられず、箱に腰掛けられればよいほうで、棒につかまって立って寝たという証言もありました。栄養失調と過労で発熱し起き上がれなくなってしまった人もいたそうです。砲弾によってなくなった人もいて、生き残った人もちょっと何か拾おうとかがんでいたとか、紙一重だったりしています。

 最初は塹壕を掘るときも皆で歌を歌いながら明るくやっていたのに、死につながるような方向にいってしまうなんて思わなかった、という言葉もありました。ファッションや流行のものなどは違っても、今の若い人たちと変らない普通の生徒たちが思わぬ方に巻き込まれていく恐ろしさを感じます。

 足の踏み場もないところで、あちこちから「学生さん」と声があがり、くるくるこまねずみのように働いて、砲弾で犠牲が出るのを目の当たりにしたり、毎日が恐怖と緊張の連続だったけれど、先生と仲間がいたから耐えていられた、と言います。けれど、ある日、解散するから今日からは自分の判断で塹壕を出てどこへでも行きなさい、と言われ、衝撃を受けたそうです。どこへでも、と言われてももう完全に米軍に包囲され行くところなどないし、まだ勝つと信じ、友軍が来ると信じていたのに、と。追い詰められて海岸にたどりつくと、そこの岩陰にはすでに市民や日本兵がたくさんいて、海は米軍の軍艦でいっぱいで海からも攻撃されたそうです。

 ひめゆりの犠牲者の大半は解散してから亡くなっています。捕虜になったら女性は辱めを受けて戦車でひき殺されるとか、1センチ刻みで切り殺されるなどと言い聞かされていたので、死ぬものだと思っていたそうです。それに、捕虜になったりしたら、家族や親類縁者までが非国民と村八分にされてしまうから。日本兵に殺してくれと頼み、友人と手を繋いで目を閉じて覚悟して待ったが「おまえたちを殺すことはできない」と言われた人もいました。

 生存者の中には、傷をかかえたまま、まだ言葉にできないひとたちもいます。

 証言した人たちも、思い出したくないけれど、亡くなった友人達のためにも、後に語り継がなくては、という思いで語っている真実のことばをたくさんの人に聞いていただきたいです。祈念館の写真の前で、この人は16のまま、孫と同じ年、平和を知らないままなくなった彼女たちのところに行くとき、平和な時代のみやげ話をたくさん持って行きたい、と語る人がいました。そのみやげ話に影が差すことがないよう、私たちは平和憲法を守って、世界にその精神を広めていかなくては、と思います。

 今回の映画は長くなるので戦中だけにしぼってありますが、柴田監督はだんだん戦争が近づいてくる戦前の学校の様子、生存者が傷をかかえて生きた戦後の証言も記録していて、それも映画にしたいと考えているそうです。


 大阪ではこれからのようですし、東中野ポレポレではまた8月にレイト・ショーで上映されます。

映画「ひめゆり」公式サイト

ひめゆり平和祈念資料館
 
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2007年07月14日

アンドレア・シェニエ

 もうだいぶ前に、若桑みどりさんがジョルダーノのオペラ「アンドレア・シェニエ」のアリア「ある日青空を眺めて」の、青く澄んだ空を眺め、太陽が金色の光を降り注いでいる、という歌詞を聞いたとき、心が解放された、というようなことをおっしゃっていたのを思い出し、聞きたくなりました。歌詞を見直してみると、貧しい男が身を粉にして働いても国のふところにとられてしまって神をののしっている、などというところがあって、こんなことを言っていたのか、とあらためて思いました。フランス革命期の話なのでした。
 アンドレ・シェニエ(イタリア語のオペラなのでアンドレアになっています)は、実在の詩人で、断頭台の露と消えた人だそうです。オペラのストーリーはどこまでが本当がわかりませんがこちらに書いてあります。

ウィキペディア

You Tubeにマリオ・デル・モナコの映像がありました。

マリオ・デル・モナコ「アンドレア・シェニエ」

 日本でも従米自民レジームからの脱却のために、選挙に行きましょう。安倍さんたちの望むアンシャン・レジームはごめんです。
posted by ヘリオトロープ at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月12日

うんざりすること

 このところテレビをつけると毎日あべこべ総理がめいっぱい明るいライトを浴びて薄笑いをうかべて登場するのでうんざりです。NHKの命令放送や口出し、インターネットの言論さえ統制しようとしている上に毎日テレビに顔を出すなんて、どこかの将軍様そっくり!?

安倍首相、大行列でテレビ各局回り

[首相生出演]日テレ、TV東京に批判 政治的公平に欠ける


情報流通促進計画12日のブログ「インターネットによる政治評論について〜gooのお達しをどう考えるか? 」

ネットによる選挙活動を早く認めて欲しいです。

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2007年07月11日

金太郎飴やらなにやら

 松岡さんの事務所費問題で懲りていないのか、また同じような問題のある人を任命した安倍さんの政治センスってなんなのでしょう?切っても切っても同じ顔が出てくる金太郎飴を連想してしまいます。

 ついでに、政治資金規正法はやっぱりザルだと証明されたそうで。赤城農水大臣は実家を後援会事務所としていましたが、5万円以上の領収書が必要なのは、資金管理団体だけで、後援会は義務づけられていないため、改正規正法がかえって口実に使われてしまうとのこと。だからあわてて成立させたと言われてもしかたありませんね。

朝日新聞社説

 5万円以上の領収書に関しても、小分けすれば領収書をつけなくて済むではないか、という批判があります。
「問題ない」のことばには、「あなたがたの世界では問題なくても、一般人の常識から見れば問題です」と申しあげたいです。


 参院選前の20日に万景峰号に乗って拉致被害者が帰ってくるという情報が飛び交っています。陰で機密費が使われているのではないかという憶測も一緒に飛び交っていますが…

山崎行太郎氏「毒蛇山荘日記」

実現するとしたら、やはりこういうことなのでしょうか?

困ったときの北朝鮮


雑談日記さんからお借りしました。ちょっと過激なので期間限定?
posted by ヘリオトロープ at 01:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

バイオ燃料について

 「バイオ燃料ブームを問う!」というお話を聞いてきました。同時に、日本全国で調査された遺伝子組み換えナタネの自生状況の報告がありました。ナタネはともかくとして、バイオ燃料と遺伝子組み換えはおおいに関係があるのです。

 結論から言って、バイオ燃料というのは、オールタナティブなエネルギーとして小規模に研究しているぶんには、よかったのですが、国や大企業が大々的に乗り出してきて、問題が発生しました。皆さんご存知のように、穀物の値段が上がり、発展途上国の人たちの食糧に影響が出てきました。農家が値上がりしたものばかり作るようになったため、他の作物の生産量が減り、値上がりしています。バイオ燃料とは、発展途上国の食糧をとりあげて燃料にする、ということです。

 誰が一番得をしているのか?というと、穀物メジャーとモンサント社です。モンサント社は遺伝子組み換え種子を売っていますが、花粉が飛んで勝手に受粉したのに農家を相手取って損害賠償の請求をしたり、悪名高い企業です。遺伝子組み換え作物に毒性が報告されたり、環境に与える影響など不安が解消しないために、ヨーロッパや日本では遺伝子組み換え作物の栽培は受け入れられていませんが、バイオ燃料が追い風になり、世界的に作付面積が増えています。ブッシュが環境政策を転換したのには、このことと、イラクでの失敗が影響しているとのことです。

 では、バイオ燃料そのものは期待できるのかというと、トウモロコシなどはでんぷんを一度糖質に変えないといけないため、手間がかかり、1.1〜1,5リットルのバイオエタノールを作るのに石油1リットルを使うのだそうです。石油をそのまま節約しながら使ったほうがましな気がしますね。ブラジルのサトウキビはもともと糖質でもあり、石油が手に入らなかった時代に工夫したため、もっと効率がよいそうです。第2世代として、セルロースを使った燃料が研究されていますが、セルロースを使うのに希硫酸を使うので環境に悪かったり、遺伝子組み換え樹木など、環境への影響が懸念されます。

 また、日本の全農地で燃料用穀物を栽培したとしても、トウモロコシで1000万リットル、米で750リットルのバイオ燃料しかできません。日本で消費している自動車燃料は1億リットルですので、まったく足りません。

 畑で燃料やプラスチックなど工業製品が作られる、という動向は、食糧不足、特に発展途上国での食料不足につながっています。今選択の岐路に立っていることを自覚しないといけないのですね。食糧もエネルギーも自給できない日本では、食べたいだけ食べ、車に乗りたいだけ乗る、という生活を変えるしかないようです。

 原子力も、海水中や大気中に熱を放出するので、温暖化を促進しますし、高速増殖炉でプルトニウムを2倍にするのには90年かかり、設備の寿命がその前に来てしまうので、まったくの無駄、ということでした。アメリカではシカゴ郊外に高速増殖炉の炉心が稼動開始後10分で溶解し、あやうく大惨事になるところだったそうです。それでもうやめてしまったそうです。

 遺伝子組み換えナタネは、港と精油工場周辺、運搬経路である道路わきなどに自生しているそうです。
posted by ヘリオトロープ at 00:39| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

イベントのご紹介など

「ダルフールを見守る目」というサイトがあって、人工衛星カメラで危険な状態にある複数の村を監視しているそうです。文明の利器(古いことばかしら?)を生かして世界中から監視したいですね。

ダルフールを見守る目

ダルフールを救え!チャリティーアルバムが発売されています。
オノ・ヨーコさん全面協力の下で、ジョン・レノンの曲をU2、グリーン・デイ、クリスティーナ・アギレラ、R.E.M.らが歌っています。

MAKE SOME NOISE SAVE DARFUR



きくちゆみさんのメルマガからイベントのご紹介です。

転載ここから

いよいよ東京平和映画祭!
 ――――――――――――――――――――――――――――――
 さて、あさって、いよいよ第4回東京平和映画祭の本番です。チケッ
 トをまだ入手していない方は、チケットぴあで全国のコンビニで買え
 ます(一般券のみ:30歳以上3500円、29歳まで2500円)。
 会員券は一般券より千円引きですが、会員登録が必要です(入会金な
 ど無料)。当日、受付で会員登録を済ませれば、千円引きで入れますの
 で、ご利用下さい。会員には情報が優先的に届き、イベントに割引料
 金で参加できます。

 今年は司会はしない(911スペシャルのみ)ので、私はたいていロ
 ビーのブースで物販をしていますので、気軽に声をかけてくださいね。
 オイルピークがもたらす影響を予測した『エンド・オブ・サバービア』
 が、劇場初上映です。新書「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避で
 きるか」を発売したばかりの田中優さんが解説してくれますので、お
 聞き逃しなく。

 また海外からは、『懐かしい未来』に出演のヘレナ ノーバーグ ホッジ
 さんが来日し、映画の解説と翌日8日もアフターイベントにて講演し
 てくれます。あなたのご参加をお待ちしております。ここでしか観れ
 ない力作ぞろい。損はさせません。(最低2本観れば、元がとれます!)

<『アースデイ東京2007』関連イベント>
■  第4回東京平和映画祭2007.7.7開催のお知らせ-part.2
■□■    主催:『東京ピースフィルム倶楽部』 ■□■
★開催日:2007年7月7日(土) 
★開場時間/9:30〜 ★開催時間/10:00〜21:00
★会場:国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟大ホール
★当日は、平和関連約20団体の簡易ブースが出展決定!

<上映プログラム>※上映の前後に解説があります!
1.『食の未来』◆10:05〜11:42
 http://syoku-no-mirai.net/index.html
2.『サルー・ハバナ』◆11:57〜12:37
 http://www.isacci.com/

  ランチタイム◆12:37〜13:30

3.『戦争をしない国 日本』◆13:30〜15:07
 http://www.filmkenpo.net/index.html
4.『軍需工場は、今』◆15:22〜16:10
 http://www.ndn-news.co.jp/shop/05.4.5-1.htm
5『911スペシャル』◆16:10〜17:10
 http://www.wa3w.com/911/
 (きくちゆみによる解説と映像 60分)
6.『エンド・オブ・サバービア』(80分)◆17:25〜19:15
 http://www.endofsuburbia.com/
   ※田中優解説!
7.『懐かしい未来』〜ラダックから学ぶこと◆19:30〜20:57
  http://www.afutures.net/
 『地域から始まる未来』グローバル経済を超えて

★【第4回東京平和映画祭参加方法】
★参加費:29歳以下・・・会員1,500円(一般2,500円)
     30歳以上・・・会員2,500円(一般3,500円)
★チケット購入方法
一般チケット:チケットぴあ各店、及び電子チケットぴあで
4/21より発売中!http://t.pia.co.jp[P-コード:552-982]
*会員チケットは当日受付でも購入できます。
****************************************************

 〜〜〜第4回東京平和映画祭アフターイベント詳細〜〜〜
<『私たちが選ぶ未来』〜地域からはじめる持続可能な社会>

★開催日/2007年7月8日(日)
★時 間/10:00開場 第1部10:30〜12:30(ランチタイム60分)
              第2部13:30〜16:00
★会 場:国立オリンピック記念青少年総合センターセンター棟
               4階401号室(定員120名)
 <アクセス>地図→ http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
 ・地下鉄千代田線代々木公園駅(代々木公園方面4番出口)
  下車徒歩10分 ・小田急線参宮橋下車徒歩7分  
★参加費:一般1,000 会員700円
※ 7月7日の第4回東京平和映画祭開場と共に、第1部、第2部別々
 に整理券を配布いたしますので、早めにご来場下さい。

【第1部】
憲法9条をめぐって揺れる今の日本が、「軍隊をすてた国」コスタリカか
ら学べることは少なくない。国の平和を守るという課題について、私た
ちの未来を感じとろう!

★映画上映『軍隊を捨てた国』(山本洋子監督作品2001年/86分)
「軍隊を廃止し、半世紀以上がたつ中米コスタリカ。音楽と踊りがコス
 タリカの現実に交錯する異色のドキュメンタリー・・・地球の裏側か
 ら「平和のあり方」を問う作品」
  参照 http://www.aifactory.co.jp/index.htm

★解説:杉浦ひとみ(12:00〜12:15)
★平和省について:きくちゆみ(12:15〜12:30)

 <杉浦ひとみさんプロフィール>
弁護士。東京弁護士会所属。人権擁護委員会委員、子どもの委員会幹事
など。いじめ問題や少年事件、障害者問題などに取り組み、従軍慰安婦
裁判、東京大空襲裁判の代理人もつとめる市民派弁護士。2002年よ
り市民でつくる「軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和をつくる会」事
務局長。コスタリカ訪問。

【第2部】
ラダックに息づく深い伝統的な智恵と現在のグローバル化の大きなギャ
ップを埋め未来につなげられる方策はあるか? 私たちの未来のために
考えよう!

★「ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんを囲む会」
            〜ラダックから学ぼう!(13:30〜)

 <ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんプロフィール>
スウェーデン生まれの言語学者。1975年にラダックに入り、ラダック語
・ 英語辞書を作成。ISEC(エコロジーと文化のための国際協会。本部イ
ギリス)の代表。持続可能で公正な地球社会実現のために斬新で重要な
貢献をした人々に与えられるライト・ライブリフッド賞を、1986年に受賞。ラダ
ックでの活動を継続しつつ、グローバリゼーションに対する問題提
起や啓発活動を行っている。著書「ラダック 懐かしい未来」は30カ国
語以上に訳されている。世界的なオピニオンリーダーの一人。

◆主催・問い合わせ先===============
   事務局:浅野禎信  mail:info@peacefilm.net 
   TEL:090-4459-3020 FAX:0479-62-1327

転載ここまで

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こちら
posted by ヘリオトロープ at 13:07| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

たまには気持ちよいこと書きたいのだけれど

 昨日は衆院決算委員会を与党が欠席し、流会になったそうです。久間さんの任命責任の追及逃れということのようです。
時事ドットコム
この前は長妻議員に発言ささせないため審議をしなかったり、会期延長は「審議が必要なので」という安倍さんの発言はやはりうそだったとみえます。都合のいいときばかり、「国民の皆さんに選ばれた代表だから」などと言って、白紙委任されたかのように勝手なことをしているのに、こんなときには国民の思いは一切無視ですね。毎日あら捜ししたいわけではないですが、ありのままだからしかたないですね。

 松岡さんの後任赤城徳彦大臣の資金管理団体の事務所費も、家賃0円の議員会館にあるのに、19万円から1017万円を乱高下しています。緑資源機構の関連団体に買ってもらったパーティー券の額を6月6日開かれた衆議院農水委員会で質問されても、法律に従って云々を繰り返すばかりではっきり答えませんでした。どうして松岡さんほど注目されないのか不思議です。一部で噂されているように、松岡さんのことは陰謀だったのでしょうか?それとも、2度目以降はマスコミも国民も慣れてしまうということなのか…でも、こういうことは慣れてはいけないと思います。
posted by ヘリオトロープ at 12:47| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

今日の徒然なるまま

 「安倍首相の肝いりで、総務省に新設された「年金記録確認中央第三者委員会」。年金の払い込み証明がなくても、この委員会が“救済”してくれるというものだが、すでに第三者委そっくりの国の組織がある。」という記事がありました。

こちら

 この組織の委員長の年収は1800万円以上で退職金もあるそうです。

記事には
『「実は審査会は十分に機能していないのです。審査の実施は週1、2回程度。委員には“ことなかれ主義”が横行し、昨年度も裁決を下した724件中、請求人の訴えを認めたのは8%程度です。うち、年金記録の訂正に関する請求は7件で、請求人の主張を認めたのは、たった1件だけでした」(事情通)』とあります。

税金からまた支出が増えるだけではないのでしょうか?

 昨日久間さん辞任の陰でひっそりと?航空自衛隊が米軍横田基地内に移転しました。自衛隊と米軍が一体化して米軍の指揮下に置かれる第1歩ではないでしょうか?

 東京湾では原発より危険といわれる米軍の原子力空母が疾走しています。そして環境破壊の心配も。JANJAM
 

 時々聞いているのですが、TBSラジオのストリームという番組の中に2時から「コラムの花道」というコーナーがあります。私が気に入っているのは、火曜のアメリカ在住の映画評論家と、水曜の勝谷さん。勝谷さんとは意見があうとはかぎらないのですが、抱腹絶倒でおもしろいです。

 今日は、久間さんの「原爆はしょうがない」発言は、ホロコーストはしょうがないというのと同然であり、すぐに罷免しなかった安倍さんは国賊、任命責任より、罷免しなかった責任が追及されるべきと言っていました。(河野談話同様云々のところはちょっと違うかな、と思いましたが)
選挙のために辞めるなんて、けしからん、には賛成!
小池百合子さんは、環境大臣だったころ、自衛隊は訓練で二酸化炭素をたくさん排出しているので、ハイブリッド戦闘機とか、電動戦車(だったか?)にできないのか、とおっしゃったとか。
美人は得としかいいようがないけど、気持ち悪くてもおたくでも(ママ)石破さんにすべきだった、ということでした。
私は石破さんも、いつも途中まではまともなことをおっしゃると思いつつ聞いているとなにか違ってくるように思うのですが…
posted by ヘリオトロープ at 15:39| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

死刑制度について考えること

 日本では、「この被告は当然死刑」などと言いますが、アメリカの一部の州を除き、他の先進国では「当然」ではありません。なぜでしょうか?日本では、死刑が犯罪抑止効果がある、という現実と違う考えが広まっているからでしょうか?それだけではないような気がします。
村野瀬玲奈さんが翻訳してくださった、1981年、当時フランス法務大臣だったバダンデールの演説をお読みになってみてください。

バダンデールの演説全訳文

 この中に、「戦争と死刑廃止は両立しない」ということばがあります。最近厳罰化ということで、死刑判決が増えていますし、執行も長勢法務大臣になってからもう10人も執行されています。中には足が不自由で両側から刑務官に支えられて執行された人もいるそうです。こういう流れは、「悪いヤツなら殺して当然」→「敵なら殺して当然」と、命を奪うことに対する感覚を鈍感にさせる方向に導かれている気がします。北朝鮮の拉致被害者同様、またしても、被害者家族の肉親への想いが利用されている気がします。

 私だって、自分の身にふりかかったなら、あんなヤツ死刑に!と叫ぶでしょうから、偽善者と呼ばれてもかまいませんが、では、被害者がかわいそうだから、あんなヤツ死刑に!と叫ぶ人の中には偽善者はいないでしょうか?人の生殺与奪の権を握っている気になっている人はそうそういないとしても、加害者が死刑になっても、被害者はそれで新しい生活を始められるというわけではなく、ずっと苦しみが続くのに、たいていの人はすぐにほとんど忘れてしまうでしょう。
「被害者感情」といっても、自分達に都合が悪い被害者感情には耳を傾けようとしないのは、なぜでしょうか?(皆が皆そうだとひとまとめにはするのは間違いですが)

 この前お話を聞いた原田さんは、とてもおだやかな話し方をされるかたで、ご自分の苦しみについて詳しく長く語られることはされなかったのですが、最初から今のような境地になられたわけではなく、人生も狂わせられ、たいへんな苦悩の中から光を見出そうと努力なさってきたかたです。その重みのあることばに、多くのかたが耳を傾けていただきたいと思います。

原田正治さん「弟を殺した彼と、僕」

 「死刑制度があるから、死刑にしちゃえ、それで事件は終わりだというのでは、あまりにも短絡的な考えじゃないか。死刑制度のことをよく知らないまま、被害者感情、国民感情という言葉を安易に使っていることもそうです。事件が起きた、死刑にしちゃえばそれですむんだ、という考え方では、本当の解決にはならない。」




 最初にひとり殺したけれど保険が出なかったので、人生これからという若者に保険をかけて何食わぬ顔で毎日接し、ある日鉄パイプで殴り殺して事故にみせかける、その上、その兄に借金を申し込む、そんなことをする人が改心することなんて、あるのか、と思いますよね。闇金融に執拗に返済を迫られて頭がおかしくなっていたとしても。人間の心には計り知れないところがあると感じます。
posted by ヘリオトロープ at 18:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

森元首相が言っていた日教組のネガティブキャンペーン

 去年の晩秋に森元首相が「だから日教組、自治労を壊滅できるかどうかということが次の参院選の争点だろうね。どう決別できるか。民主党にはできないんだから、自民党はそれを争点にすべきだと思うよ」と産経新聞のインタビューで語ったことを覚えていらっしゃるでしょうか?

 今日、母に会いに行ってつけっぱなしになっていたテレビを見ると、日教組のネガティブキャンペーンをやっていました。TBSは三木谷氏の買収騒ぎなどでなにか自民党と取引したのでしょうか?

 知事の三選を禁止しようと言うのも「一番の問題は知事だと思うね。知事は必ず自治労と日教組と妥協するんです。それで次の選挙で応援させる。そうすればよほど失政がない限り、2期、3期はやれる。さらに4期、5期…。地方議会も知事の子分に成り下がっている。」といっていましたね。三世議員こそ禁止してほしいですが。


 「とにかく安倍政権が本格的に稼働するのは参院選後だ。私は安倍氏に『やりたいことは半分にしとけ。まずは参院選に勝つこと』と言っているし、安倍氏もわかっている」などとも言っています。これで半分だなんていいかげんにしてほしいですね。絶対勝たせちゃいけません。

 社保庁「改革」だって、民営化しても給料は税金から出るし、天下りはかえって自由になるのに、強行採決して自慢するなんて、とんでもないです。再就職のお世話までしてあげるのでしょう?どうしてハローワークじゃいけないんですか?
posted by ヘリオトロープ at 23:29| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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