2007年06月30日

今日の徒然なるまま

 年金問題を選挙の争点にするのは、憲法などもっと重要なことの目くらましと言われます。実際そうかもしれません。でも年金でも思った以上のことが出てきてしまったと言うところでしょうか?安倍首相は党内の意見も無視し、税金や労力の無駄も無視して、審議が必要だと会期延長しました。それなのに、これ以上都合の悪いことが出ないようにか、27日は審議せず、むしろ年金問題を見えないところにやってしまうためともいえる、社保庁改革案を強行採決してしまいました。

 自民党はずっと社保庁や民主党のせいにしようとしてきましたが、根本匠(N)、安倍晋三(A)、石原伸晃(I)、三氏と参議院議員塩崎恭久(S)氏による四人グループのイニシャルを並べたNAISグループが、国民が不安にかられている将来の年金問題に「真正面から取り組んでいた」ことをご存知でした?

NAISグループ

 それなら、なぜ民主党から消えた年金問題がもう何年も前に出されたときに見ないふりをしていたのでしょう?会期延長したのに、審議しない、倉庫に調査に行った野党議員団を門前払いさせる長官を注意しない(長官は官邸に言われたのでしょうか?)、少しもきちんと調査して解決しようとしていないように見えます。
 掲示板で見かけた「自民党に責任はないんです 自民党は無責任なんです」には笑ってしまいました。
阿修羅

 やはり会期延長は選挙対策の時間稼ぎなのでしょう。北朝鮮関連で何かサプライズが起きるかも、ともささやかれています。裏で機密費が北朝鮮に流れるだろうとか…
朝鮮総連と公安の事件も報道どおりなのでしょうか?
ややこしくてよくわかりませんが、こんなブログも。
今週の 「国策捜査」: 「公安調査庁」が北朝鮮とつながっている?


 田原総一郎氏と安倍氏が1時間会食したから、またしても田原氏が与党の宣伝を始めるだろうと言われています。それでなくとも、以前からサンデープロジェクトは目に余る、という意見がありますが。


 「7月に退任するローレス米国防副次官の後任となるシン氏が29日、自民党安全保障調査会長の山崎拓前副総裁と国会内で会談し、アフガニスタンへの自衛隊派遣を打診した。」
日刊スポーツ

 日本政府は以前にもアフガニスタンへの自衛隊派遣は否定しましたが、私が思うに、自衛隊に死者が出たら、「やっぱり憲法9条を守ろう」の声が多くなるのをおそれているのではないしょうか?
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2007年06月28日

年金と国会のこと

 民主・共産・社民の視察団が年金台帳とマイクロフィルムが保存されている倉庫に視察に行ったところ、前もって受け入れ態勢が整っていると言われていたにもかかわらず、門前払いをくわされたそうです。どう思われますか?

保坂展人のどこどこ日記

 また、税金の浪費につながるにもかかわらず、「重要法案の更なる審議が必要」と安倍首相により強引に会期延長された国会では、今日の審議は見送られたそうです。長妻議員の発言を封じるために。

天木直人のブログ
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2007年06月27日

映画『私達の幸せな時間」から考える罪をつぐなうとはなにか

 六本木でのトークイベント「映画『私達の幸せな時間』から考える罪をつぐなうとは何か」に行ってきました。
『私達の幸せな時間』公式サイト(監督:ソン・ヘソン 主演:カン・ドンウォン / イ・ナヨン)

 この映画は死刑囚と自殺未遂を繰り返す歌手が面会しているうちに、互いに、生まれて初めて、自分の言葉に心を開き、耳を傾けてくれる人、かけがえのない人となり、自分を赦すことができたが、その幸せは長く続かなかった、というラブストーリーで、韓国では大ヒットしたそうです。日本でも7月14日から公開されます。恋愛映画ではあるが、それだけにおさまらない「人間愛」に満ちた映画だそうで、フィクションですが、刑務所に取材しているそうです。

 さて、昨夜のイベントはというと、トークゲストは、篠田博之さん(月刊「創」の編集長で、死刑囚と文通したり、宮崎勉の獄中手記を出版している)、雨宮処凛さん(ワーキングプアの代弁者、ゴスロリ作家、元パンク歌手&右翼活動家)、原田正治さん(殺人事件被害者家族、「被害者と加害者との出会いを考える会」設立者・代表)でした。

 原田さんの弟さんは保険金目当てに、勤めていた会社社長と金に困っていた社員に鉄パイプでめった打ちにされて殺され、車ごと水中に投げ入れられました。加害者はその後罪を悔い、百何十通もの謝罪の手紙を原田さんに送りました。原田さんは死刑停止を求める上申書を提出しましたが、2001年刑が執行されました。「償いを生きる」  Silent March参照

 トークでは、最初に雨宮処凛さんから、「死刑は労働問題でもある」という私にとって思いがけない言葉が出ました。誰もやりたくない仕事を押し付けられている人たちがいる、ということで、篠田さんからも、刑務官は日ごろ接している人を自分の手で殺さなくてはならない(5つボタンがあってひとつが電源になっており、5人が同時に押すので誰が執行したのかわからない仕組みではあるが)、という残酷な状況に置かれている、との指摘がありました。
「死刑執行人の苦悩」(大塚公子著 創出版)という本の紹介がありました。

雨宮さん;「貧乏人は早く死ね、犯罪者は早く死ね」という風潮があるが、死刑は究極の排除。

原田さん;被害者家族の中にも、映画のように、面会して話したい人がいるはず。納得するまで会いたい、許せないけれども、許せるまで会って話をし、謝罪を受けてみたい。許せるかどうか、というより、会っている間に許したい、謝罪したいという気持ちが芽生える。
自分もそうだったが、平凡な家庭がある日突然、自分達、加害者、加害者家族ともども崖の上から突き落とされ、下から助けを呼んでも誰も助けてくれない。死刑に賛成の人は被害者を助けたいというが、実際は助けてくれない。被害者家族も周囲からは壁があるかのようなつきあいかたをされ、社会から見た「被害者像」からはずれるといやがらせを受ける。加害者家族はもっと過酷な状況に置かれる。
加害者を殺せば被害者が帰ってくるというなら殺したいが、帰ってこない。許せるまで面会したいが、日本では「心情の安定」を理由に面会させてもらえない。被害者の権利ではないのか。

篠田さん:6月から死刑囚も家族以外の知人と会えるようになったが、許可されるか却下されるかは恣意的。死刑をめぐるシステムには明文化されていないものが多い。死刑囚は説明を受けないので、獄中関連の本を欲しがる。(林真須美容疑者に「死刑執行人の苦悩」を差し入れたという篠田さんに対し、雨宮さんが「えーっ、そんな本を?」と驚いたので)

 罪の意識のない人をどう考えるか?について

雨宮さん:何を持って「反省」とするのか。
「反省」というマニュアルに沿って判断されている。プレカリアートには「死刑廃止」「戦争反対」がはいってくる。無条件に生きる権利を考えてもいいのではないか。

篠田さん:小林薫は人と琴線にふれるところが違うし、宮崎勤は一種の病気であって、悔恨しない、というのとは違う。

原田さん:メディアは「やっちゃえやっちゃえ」というが、面会すると心が見えてくる。しかし1回や2回の面会ではわからない。

篠田さん:今のメディアは被害者に同情することと法を混同している。法は冷静でなくてはいけない。一般の人は法制度を理解せず、弁護するのが仕事である弁護士を批判するが、マスコミまでがわかっていない。

雨宮さん:今の時代、人々は、自分が狙われている気になって被害者意識を常に持っていて、自分と違う人たちをたたくことで安心しようとする。過労死者をたくさん出している大企業のことはたたかないのに。寛容性のない社会になっている。


 原田さんも、死刑制度の裾野は広い、とおっしゃっていましたが、死刑制度は単にルールを守らない人をルールにのっとって罰する、ということで終わらないものだということがわかりました。何が犯罪の背景にあるかも見なくてはいけないし、社会のほかの問題に繋がっているのですね。神ならぬ誰がこの人には生きる権利がある、ない、と判断するのでしょうか?
途中、アムネスティ寺中さんより、グラフなどによる説明がありました。日本では89年には死刑制度が停止していたが、93年後藤田さんが法務大臣になって7人処刑され、以後ほぼ右肩上がり、2000年以降急に増えているそうです。アメリカでは死刑廃止州の方が、犯罪が少ないそうです。

 最後に原田さんからの呼びかけがありました。被害者と加害者の間の距離を縮めていくにはどうしたよいかを、死刑制度の存置・廃止の論議を超えて考えていく会「OCEAN―被害者と加害者との出会いを考える会」に賛同する方を募集しているそうです。被害者加害者家族のほか、この問題について考えたい人も募集しています。問合せ先は当面アムネスティ・インターナショナル日本事務局内 電話03―3518―6777 fax03―3518―6778
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2007年06月25日

残業代なし法案

 前に話題になり、消えたかに思えた残業代なし法案ことホワイトカラーエクゼンプションは生きていましたよ。与党が参院選で勝ったりしたら、成立してしまうでしょう。それでも、皆さんに選ばれた国民の代表ですから、なんていわせてよいのでしょうか?

 残業代なしのほかに、解雇紛争の際、復職のかわりに金銭で解決できるようにする、というのもあります。

 これらは2007年6月「日米投資イニシアティブ」報告書(PDF)に書かれています。アメリカの要求にはほとんどすべて応えてきた小泉、安倍政権。参院選では、それを支持するのか、しないのかも問われています
posted by ヘリオトロープ at 23:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のおすすめ

今日おすすめしたいのは、

天木さんとビル・トッテンさんの対談
天木ブログ

対談中に「戦争国家」ということばが出てきますが、日本を、経済的に戦争に依存する国になどしたくありませんね。よく護憲派が使う「アメリカと一緒に戦争をする国」ということばには、思ったよりずっと深い意味があるのだとやっと最近わかってきました。

暗いニュースリンク
6月15日「これぞまさしく機会の地」

同じブログ23日の話題、マイケル・ムーア監督の最新作も見たい。アメリカの医療の現状を扱っているようです。日本もアメリカの年次改革要望書により、医療「改革」をしつつありますが、医療を破壊されないために、また、憲法破壊を許さないために、自公に白紙委任するような結果をださない選挙にしましょう。
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2007年06月23日

必見

 明日のサンデープロジェクトで、袴田さんの無実を主張する元裁判官と大谷明宏さんの会談が放映されるそうです。

裁判官の良心


 今日は沖縄慰霊の日ですが、映画「ひめゆり」はご覧になりました?これは今までのフィクション映画と違い、生き残った生徒達の証言を13年にわたって撮り続け、ナレーションや音楽なしに綴っている映画ということです。生存者のひとりは、「この映画は、生き残った者の真実の叫びであり、亡くなった友への心の奥底からの鎮魂の思いを綴ったものです」というメッセージを発しています。

宮本亜門さんは「私の一生のお願いです。「ひめゆり」を観てください。出来れば世界中の人に観てほしいのです。…」ということばを寄せています。

長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」公式サイト

公開情報はこちら
posted by ヘリオトロープ at 16:27| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

ファシズム?

今日のお勧めブログはこちら。ここにいらしてくださるかたなら、もう読んでいらっしゃるでしょうけれど。


 もうテレビには期待できない今日この頃、情報メディアとしてインターネットの存在が大きくなってきています。それを、なんとかかんとか理由をつけてインターネットまで規制しようとする動きがあるようです。ファシズムでなくてなんなのでしょう。


 気分転換に、偶然YouTubeで見つけた男声ソプラノ歌手の歌声など。カウンターテナーは一時よく聞いていましたが、こういう少女のようなソプラノの声の人は始めてです。天使か悪魔か?この世のものならぬ気がします。
Amarilli by Radu Marian
タグ:ファシズム
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今日の徒然なるまま

 夏椿は本当は沙羅双樹とは違うようですが、平家物語で 
「…沙羅双樹の花の色
 常者必衰の理(ことわり)をあらわす
 奢れるもの久しからず…」と語られるのは この夏椿のことのようです。 開いてほぼ1日で落ちてしまい、無残にも見るかげもなくなってしまうからでしょう。 木に咲いている姿は清楚で涼しげです。

 ところで、国民新党がフジモリ氏に出馬を要請したそうです。国民新党は小泉・安倍自民路線と違う温かみのある主張をしてきたし、「主権在米経済」を勇気を持って書いた小林こうき氏もいることから、少し期待しないでもなかったのですが、キャスティングボードを握るなどと言われてから怪しい雲行きになったような気がします。もともと自民党で清濁併せ呑んできた人たちだろうと言われればそれまでかもしれませんが…

 フジモリ氏は、汚職、人権侵害、虐殺、拷問などの責任を問われ、全世界から、免責にすることなくきちんと裁判にかけるよう要請する署名が2万も集まっています。その犠牲者は2万人と言われています。そんな人に日本で政治をやらせようなんて、とんでもないことです。

アムネスティ・インターナショナル


 昨日の「日刊ゲンダイ」、「総連ビル売却 裏に政治家」という見出しに、ちょっとおおげさに書いているのだろうな、と思いつつ、思わず買ってしまいました。この時期に朝鮮総連なんて、また国策捜査なのでは?とも疑ったりしつつ…

 元公安調査庁長官がダマされたのは、仲介にはいった元不動産業A氏が政財界に豊富な人脈を持ち、故三塚博氏と親しく、巨額の献金をしており、森派に太いパイプがあり、中川秀直氏にも300万円の献金をしている、という人であり、また、総連窓口の許氏は、小泉訪朝のとき暗躍した人物で、飯島秘書官や山崎拓氏、中川幹事長とも人脈がある人だったから、という内容でした。また、許氏は借金を抱えるA氏と緒方氏に巨額の謝礼を渡したのではないかとされるそうです。

 けっこうおもしろい記事が載っています。家でおっさんみたいと言われましたが…
posted by ヘリオトロープ at 12:03| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

「反右翼」「反軍国主義」は「反日」か?

 題にも右翼ということばを使ってしまいましたが、「右翼」「左翼」という分類はいまどき古いと思いますし、すぐおおざっぱなレッテルを貼ってしまうのも知性がないというもの(自戒をこめ)。意見が違う人に「反日」というレッテルを貼ってしまう人たちがネット上で目につきますが、「反日」の正体とは何なのでしょう?そういう人たちは、きっと自分の意見、ある行動を批判されたら即座に全人格を否定されたと思ってしまうのでしょうね。

 熊谷伸一郎著「『反日』とは何か」中公新書ラクレ を読みました。
熊谷さんは、反日運動のリーダーだと思われている人たち、デモの呼びかけが最初に掲載されたサイト(中国愛国者同盟)、国連常任理事国入りに反対する署名を呼びかけたサイト(上海の918愛国ネット)などの指導者たちに直接インタビューしています。

 すると、意外なことが見えてきます。日本では、中国政府が国内の不満から目をそらさせるために反日デモを扇動している、というのが通説になっていますが、実際には、中国政府はデモの人数を規制したり、日本の政治家を侮辱するプラカードや日の丸を焼くことを禁止し、デモを煽ると判断したインターネットのサイトを停止したりしているそうです。

 「愛国者同盟」というサイトの馮金錦氏は、自分達はデモを呼びかけていない、今までもネット上で呼びかけはあったが、本気にされていなかった、今回は誰が呼びかけたか不明だが、民衆感情が行動となって現れたのだと言います。中国国内でデモのことは報道されていないが、されていればもっと人が集まったかもしれないとのこと。以前の日本の政治家は「戦争を繰り返してはならない。日本とアジアは平和にやっていかなくてはならない」と言って中国人感情にも配慮していたが、小泉元首相以来その姿勢が変ったことへの反発が人々にデモをさせたということです。
自分たちは「反日」ではなく、「反右翼」「反軍国主義」なのだという言葉に、日本での「反日」レッテル貼りの構造も見えてくる気がします。

 「918愛国ネット」というサイトの呉粗康さんも、デモは呼びかけていないそうで、日本のマスコミがあまり偏っているので声明を出したのだそうです。日本のマスコミの取材にはもう応じないことにしている、というのは、発言を切り貼りして『反日』に見えるように仕立てるから。一番ひどかったのは「文春」で、電話でインタビューしたのに、北京で会って話したかのように書き、内容には呉さんの言いたいことは何ひとつはいっていなかった。インタビューなどしたら、掲載誌を送るの普通ですが、送ってこないと思ったら、そんなことだったそうです。そして中国の「反日教育」など荒唐無稽だと言います。


 著者の調べでは、新聞紙上に現れる「反日」ということばは、2000年に比べ3倍弱に増えています。南京大虐殺に関して、200人以上の元兵士にインタビューしたら、捕虜や民間人の虐殺、放火、略奪、強姦など、ある人は悔やみながら、ある人は自慢話のように話したそうです。

 呉粗康さんが日本の青年に言いたいことは「中日両国の歴史の問題は祖父の時代に遺された問題で青年の皆さんには関係ない。しかし、過去の歴史は正しく認識してほしい」。

 日本に留学経験のある通訳の女性は「悪い民族などいない」と言ったそうです。日中だけでなく、すべての民族について、それが基本だと思います。煽られて偏見を持つ前に、私達がヒステリックになって誰が得をするのか頭を冷やして考えましょう。



中央公論新社:「反日」とは何か
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2007年06月18日

情報をみわけるには

昨日(日付が変ったので)の続きです。

 一番悪いのはなにかまとめると、「格差拡大」「民営化」「情報のコントロール」で、官がやるべきことは絶対民営化してはいけない。
テレビでは、悪と正義がはっきりしているほうがわかりやすく、視聴率もあがるので、報道もそのように傾き勝ちだが、なんでも、点で見ていては真実はわからない。たとえば、アブグレイブで米兵がイスラム教徒を虐待していた事件では、犯人さがし、犯人を責める報道ばかりだったが、その背景までは追っていない。虐待していた兵士たちは、工場が閉鎖されて職を失って入隊した人たちだった。

 質疑応答の時間に、インターネットも含めいろいろな情報に接したとき、どうしたら真実が見分けられるのか、という質問が出ました。答えとして

1)
・情報の出所はどこか?利害がからんでいないか?
・加害者被害者がはっきりしすぎていないか?
・感情に訴えていないか?
に注意する。
活字メディアを活用すべき。なぜなら、活字なら、ちょっとおかしいと思ったらとまって考えられる。

2)点で見ないで、つながりを考えて面で見る。

3)世界的規模で見る。たとえば外国では若い人たちがどんな声をあげているか。

4)どんな未来をつくりたいのか考えて希望を持つ。


 あるアメリカ人は、こんなシステムができてしまったのは、自分達国民が無関心だったからと言ったそうです。国民が無関心でいる、ということが一番恐いことです。世論には力があります。
参加者のひとりが、皆さんぜひ国会を傍聴してください、と言っていました。


出版記念ということで、出版されたのは

「グアンダナモ収容所で何が起きているのか」
堤未果著
合同出版



 ところで、ある兵士が「平和な場所にいる人には、イラク市民に何百発も銃弾を浴びせるなんて、鬼悪魔と思われるだろうが、自分達は感情を持たずに効率的に殺す訓練を受けさせられているんだ」と語ったそうです。その前に、まず、自尊心を打ち壊されるということです。
「自衛官は人殺しの練習をしている」という上田埼玉県知事の発言を思い出しました。まさかここまではしていませんよね?

検索したらこんな記事がありました。
Creative Spaceトピックス

2007年06月17日

9・11以後

 「グアンダナモ収容所で何が起きているのか」の出版記念講演を聞きました。グアンダナモ
は、キューバの前政権がアメリカに永久貸与した風光明媚な地で、アメリカは以前よりそこに基地を置いていましたが、9・11以降、テロをやる危険があると判断した人を拉致して監禁しています。ほとんどの人がテロとは無関係なのに、CIAが関係する航空機でアメリカ国内の法も世論も届かないところに運ばれ、拷問などの虐待を受けています。現在グアンダナモには400人ほどいると推測され、その中には、おかしいと声をあげた元収容所職員もいるそうです。無実と証明されて釈放されたカナダ人がアメリカで裁判を起こそうとしたところ、却下されました。

 9・11以来、世界は変ってしまいました。アメリカでは6社がテレビを独占しており(日本でも法律が変えられてそういうことが可能になりそうになっています)、中でもFOXは政府寄りで、9・11当時、戦争賛美、外には話の通じない敵がいるというプロパガンダと次のテロ予告ばかり流していたので、主婦達はスーパーに銃を買いに走ったそうです。武器を持つとますます不安になるのだそうです。
人びとが不安にかられている間に、いくつかの法案が成立しました。

1)「落ちこぼれゼロ法案」(別名Back Door Draft法)

「学力が落ちている」→学校や教師に任せられないと国が介入→一斉テストのスコアにより予算を配分 成績の悪い教師をクビにする

高校に携帯電話番号を含む生徒の個人情報を提出させ、拒否すると助成金をカット。貧しい学校ほど拒否できない。その名簿の中でも貧しい生徒に軍のリクルーターが電話して勧誘する。リクルーターは身分の低い兵士で、リクルーターになるのが戦場に行かなくてすむ唯一の方法であり、ノルマを達成できないといやがらせされるので、うそをついてでも入隊させようとする。弱者が弱者にひどいことをし、その弱者が海外の弱者をいじめるというシステムになっている。たいていの兵士は時給500円程度の生活から逃れるための学歴ほしさ、軍の病院に自分と家族がかかることができる(健康保険のない人が4万7千人いる)という理由で入隊するが、実際には15パーセントしか大学卒業できる人はいないし、軍の病院も予算カットで次々閉鎖されている。イラクから帰っても、職もなく、ケアもなく、路上生活者になるものもいる。

2)格差を拡大するような法律

社会福祉がカットされ、医療費が高額なため、普通に暮らしていた中流の人も一度病気になると破産する。破産するとクレジット会社から派遣会社(ブラックウォーターUSAやハリバートンなど)に個人情報が行き、派遣会社が勧誘する。勤務地はイラク。軍事訓練を受けていないので殺されやすいが、戦死者にカウントされないし、イラク人を虐待しても軍法会議にかけられず、国際世論にも知られない。現在イラクには約10万人の民間人がいる。派遣会社はゴールドラッシュと呼んでいる。議会に軍を送るより経費削減になると働きかけている。ハリバートン幹部は「9・11以後の世界にはルール無用の世界がある」と言い、犯罪者引渡し条約のないドバイに会社を移転。

 最初の段落のカナダ人は、エシュロンのフィルターにメールがひっかかり、あやしいと決め付けられたようです。CIAはその人の無実を認めてからも、自分達は間違っていなかったと主張しています。9・11以前には国は国民を守っていたので、何かあれば警察や裁判所に助けを求めることができましたが、9・11以後、国を越えた存在が国家と結託してしまい、国民が監視の対象になってしまいました。個人情報の一元化はどこの国でも行われているそうです。「安全保障」というキーワードには要注意です。

 報道がコントロールされているので表に出てこないけれども、帰還兵たちとその母親たち、また、福祉カットと戦争がリンクしていると気付いた労働者たちが立ち上がり始めているそうです。
 アメリカという反面教師があるのですから、私達はその轍を踏まないようにするべきですね。


選挙へ行こう
posted by ヘリオトロープ at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

こんな見方もあるのですね

 「みのもんた氏は政府のサクラ」「『朝ズバ』は洗脳番組」(私は見ていないのですが)
「8時またぎ」というコーナーで発せられる問題はだいたい解決策が決まっているのですって。年金も全額保証するかわりにあとでごっそり消費税値上げというつけをまわされるかもしれないのですって。
みんな、「朝ズバ!」を見よう!(逆説的に)


政府が「社会保険庁を民営化し、外資を受け皿に、個人保険をを導入する」ことを狙っているとも。

 派遣会社が電話応対のアルバイトを募集し始めたのは5月下旬なのですって。どういうことなのでしょう。
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ますます怒りが

 共産党の小池氏によると、「消えた年金」にかかわる社会保険庁のオンラインシステムを受注したNTTデータと日立の関連会社に1989年度から2005年度までに、1兆4千億円も支払われたそうです。
赤旗
 国庫負担だった財源が保険料を流用することになってから、急に増えています。2社から自民党への献金は、98年以降2億2千7百万円。その上、あわてて民営化したら天下りしやすくなるのです。


 社会保険庁に社民党の随行員として調査にいらした杉浦さんのブログにて、現場の様子を見ることができます。照会作業はとても1年で終わりそうもありません。

杉浦ひとみの瞳
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2007年06月15日

監獄国家?

 4月から携帯電話にGPS2を搭載することが義務付けられたそうですね。GPSは誘拐されたときなど(そうそうないし、あっては困ります)、どこにいるのか発見してもらえますが、どこにいるのか監視するのにも使われることがありえます。GPS義務化と同時に、「緊急通報位置通知義務化」が始まったそうですが、警察や消防に電話したときに、混乱したり場所がわかっていなくてもどこから通報しているのかわかるため、ということですが、これにより、GPSを搭載していない機種でも、位置情報が警察に通報されているのだそうです。

携帯番号が“背番号”に 移動履歴監視の怖さ

 上記は、ナンバーポータビリティにより、携帯電話番号が国民背番号に似てくる、という記事ですが、政府は、年金の混乱に乗じて年金と保険をひとつにまとめたICカードを作るなどと言い出しました。これですと、医療を受けた記録など個人情報もチップに登録されてしまいます。その危険について以前どこかに書いてあったのを読んだのですが… クレジットカードなんかもひとまとめに、などとなったら、もう個人のプライバシーなどありません。
アメリカでは性犯罪の前科がある人にマイクロチップを埋め込んで追跡するとか、刑務所が満杯なのでマイクロチップを埋め込んで塀の外で暮らさせるとか聞きます。携帯で追跡されるのも同じことではないでしょうか?
「私は悪いことしないから困らない」などと言う人がいますが、囚人と同じに扱われてもなんとも思わないのでしょうか?その上街の中はいつのまにか監視カメラだらけになっています。テロリストを見張るためと思っていたら、自分達が見張られていたなんて、宮澤賢治の「注文の多い料理店」を連想してしまいます。

格子なき牢獄の時代〜桜井春彦コラム〜

 そして、そのうちにカードは失くしたり盗まれたりするからチップを身体に埋め込もうということになるのではないかと警告する人もいます。

You Tube"God Bless America Against Verichip - Must SEE!!
"

政府発行のIDカードを受け取らないようにと言っています。

You Tube CNBCの番組より

(このThe Lone Lantern Societyというのはキリスト教の団体なのでしょうか?「キリストの再臨は近い。利便性とひきかえに悪魔に魂を売ってはならない」などと言い出したのにはちょっとびっくり。他にも、マイクロチップを身体に埋め込むのは聖書の予言のことばの実現であり、チップには666という数字がはいっているので救われないことになる、などと言っているビデオがYou Tubeにはあります。そんなことを聞くといかがわしく思われるかもしれませんが、人間の尊厳とか自由が奪われてしまうことは宗教抜きで考えても想像がつきます。)
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2007年06月13日

年金と介護

 キッチンにラジカセ(古い?)があるので、じゃがいもの皮むきながらとか、聞くのですけれど、勝谷さんが今日もパワフルに話すには、

・年金問題について、何人につきひとり、などと、政府がいろいろな数字を出してくるのは時間稼ぎ。どのくらいお金がかかるのかを選挙前に話題にしたくないから。財務大臣が補正予算を出そうとしたら、安倍首相が却下したのは、選挙前に数字が出ると困るから。柳沢さんともども、リストラや節約などで費用をまかなう、と言っているが、とてもそんなことでは足りない。リストラや節約できるのなら、今まで何故していないのか。お金返せ!(叫んでいました)
またグリーンピアのように、後から「実は…」ということにならないよう、民主党は追及してほしい。
社保庁の人たちは、残業代や休日出勤手当てで収入が増える。

・コムスンは儲からない部門を切り捨てるのだから「やり逃げ(ちょっと品が…ごめんなさい、勝谷さんのことばのままです)」、ワタミなども赤字の訪問看護はやらないといっているが、必要なものなので自治体など公共で税金でとりあえずやるしかないのではないか。結局ツケは国民に。



まず、安倍首相はじめ安倍内閣閣僚と、そのお友達のなんとか会議をリストラしたいです。

安倍内閣問題点まとめ集バナー
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萌え系憲法

 「萌え系憲法入門」というDVDご存知ですか?賛否両論あるようですが、こんな感じです。(といっても、私もこのサンプルしか見ていませんが)

Yahooビデオキャスト

ハイパー時事研究所というところが出しています。

ハイパー時事研究所の「選挙について」を見ると、興味深いことが書いてあります。選挙を棄権するのは、組織票のある候補を応援するのと同じ。なるほど。


選挙へ行こう
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2007年06月12日

今日の徒然なるまま

 ヤフーのポータルサイトを開けたら、トピックスのところに、「集団的自衛権容認意見大勢」の見出しがあって、えっ?と思いましたが、国民の意見ではなく、「有識者」会議の意見でした。最初から安倍さんに都合のよい意見を出すに決まっている人ばかりの「有識者」は「友識者」または「固有色者」とでも呼んだほうがよいのではないかしら。
Yahooニュース毎日新聞

天木さんのブログ 今日12日の記事「年金騒動の裏で進められる集団的自衛権容認の動き」


自衛権についての過去の記事


 ところで、アルバイトを探している方、大量募集しているところがあります。時給も悪くありません。

きっこのブログ

仕事内容は、ねんきんダイヤルの受電対応です。ということは、自分の年金がどうなっているのか、どうしたら調べられるのかよくわからないから電話しても、答えてくれるのは同じ程度の人というわけ?
派遣会社の利権も発生しているような気がするのですが…
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2007年06月11日

三角合併など

 経済は苦手ですが… 5月から外資による三角合併が解禁された、と聞いていらっしゃることと思います。仕組みについては
なるほど!経済をご覧ください。
これにより、一流企業でも外国に比べ株価が安い日本の会社は、外資に買収されやすくなってしまうのだそうです。最近いわゆるハゲタカファンド側の人たちがテレビで「三角合併をとやかく言うのは日本企業からの見方で…」などと言っていますが、どこの国も自分の国の企業が有利になるよう努力するのが普通でしょう。それなのに、日本は違うのです。

 今回のサミットで、安倍さんは環境問題で活躍したと自慢げのようですし、マスコミもそれ以外のことはあまり報道していないそうですが、原田武夫さんのブログをお読みください。こんなことになっているのです。

原田武夫国際戦略情報研究所公式ブログ


posted by ヘリオトロープ at 00:19| Comment(2) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

9条関連その他徒然なるまま

 若い人のためのpeace9.orgが始動しました。さっそく24日と7月1日にパーティーがあるそうで、楽しそうです。24日が渋谷の9つのクラブ、1日は恵比寿のアイリッシュパブ、とおしゃれです。私も含めもう若くない、という場合も、9条のプロモーションビデオが楽しめますので、このサイト、一度訪問してみられてはいかがでしょう。(関係者ではないけれど、宣伝してしまいました。広い意味では憲法の下で暮らしている人はみんな関係者ですね。)

peace9.org

アフリカの人も”Yes! Article9!" と言っているのに、本家本元で失くすわけにはいきません。
天木さんの演説、ジョン・レノンの『平和を我らに』も見られます。


 天木さんが立候補予定の9条ネットとの協力を、共産党と社民党が断ったことについて、実は、共産党にメールを出しました。私達どの党にも属さない護憲派にとって、平和と民主主義を求める動きが大きなうねりになってほしいと思ったからです。丁寧なお返事をいただきましたが、それによると、9条ネットは新社会党を国会に送り込むためのもので、部落解放同盟と関係があるから、共闘できない、ということでした。

 私が思うに、他の党が加わらないから結果的に新社会党中心になっているのではないか、という気もするのですが…
天木直人さんがなぜ9条ネットから出ることにしたのかは、ご自身のブログに書いてあって、共感を感じました。
5月28日付 「私はあなただ、あなたは私だB」

 社民党も、今回東京から立候補する杉浦ひとみさんは、過去の社会党の歴史はよく知らない、というかたで、比例の上原ひろ子さんは、もともと生活者ネットだったかた、おふたりとも人権、平和、民主主義というところで社民党から立候補を決意なさったことと思います。つまり、だんだんとオールタナティブ的になっていくのではないでしょうか。オールタナティブというのは、既成の政党に替わるもののこと、現状は知りませんが、例えばドイツの「緑の人々」(緑の党というのは誤訳です)はそういう理念で結成されました。
堅固な組織票はなくても、過半数を占める無党派が気付いたとき、政治の流れが変わるのではないでしょうか。私達も積極的な無党派、いったんどこかの党に決めたらなんでも従うのではなく、そのとき一番自分の価値観を代言していれる人に投票する、ということにすればいいのではないでしょうか。ただし、二枚舌には注意!(1年で宙に浮いた年金調べるなんて無理ですよ〜)


 今回の、自衛隊が防衛と関係のない消費税反対運動に至るまで市民のデータを集めていたことに関してもそうですし、大手マスコミが口をつぐんでいるとき赤旗だけが報道することがあったり、共産党の存在価値も認めるにやぶさかではありません。ただ他の野党を非難して自公を助けるのはやめてほしいです…
posted by ヘリオトロープ at 12:27| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

徒然

 基礎年金番号制度の導入を決めた菅さんに今回の年金問題の責任がある、とそんなに言うのなら、民主党に政権を譲って解決してもらえばいいではないですか。今まで政権を担ってきた責任を放棄しているも同然ですもの。1年で調べるなんて安請け合いするのも無責任だし。

 勝谷さんの推理では、もらえるはずの年金をもらえず損している人がいるかげで、得している人がいるのではないかということです。つまり、払っていないのに議員の口利きでもらっている人がいるのではないかと。そしてその議員とは、政権の座にいる与党議員だろうと。

 国会の動きを毎日伝えてくださっている保坂展人さんのブログ、お気に入りに登録するときにホームではなく、その日の記事を登録してしまったようで、いつも出てくるのが、たまたまこの記事です。

年金と郵政資金の行方、共通の鍵は独立行政法人の無責任体質だった

 最新6日の記事もぜひご一読を。
年金・介護クラッシュと「美しい監視国家」


 G8で安倍さんは環境問題に関していいとこ見せてると思ったら、数値目標には反対、なーんだ、結局アメリカの援護射撃をしただけ?
posted by ヘリオトロープ at 00:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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